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2008年07月01日

平成20年の緑友会

2008年6月29日、「大阪府は集中豪雨」の天気予報にも負けず、今年も出かけました。
 
第91回大阪府立渋谷高等学校同窓会『緑友会』
同級生のゆんさん(『奇妙な祭り』にコメントあり)と一緒に、「大雨なのに物好きだわね」と言い合いながら、会場のホテルへ。

「お久しぶりです」

卒業生でごった返す受付で声をかけてきたのは、同級生で公務員のnimaさん。

「今年も出てこれましたよ」

うれしそうな顔。
私たちの世代でも、亡くなる同級生がいますから、再会はうれしい。

会場に入ると……年配の卒業生が大勢つめかけ、昔話に花を咲かせる『昭和40年代卒』のテーブル。
対照的に、スーツ姿の若者が、ぽつんと一人でたたずむ『平成卒』のテーブル。

nimaさんが、私たちがいる『昭和50年代卒』のテーブルに、彼を呼びました。
彼は平成11年卒。
システム関係の仕事についてから生活が不規則になって、同級生との連絡が途絶え……「ここにきたら誰かに会えると思って、参加してみました」とのこと。

平成の卒業生……若いうちは自分の未来、自分の現実で精一杯で、同窓会に興味がないかもしれないけれど。
決して居心地の悪い集まりじゃないので、お気軽にご参加ください。

さて、今年も地元の豊中・池田ケーブルテレビのパーソナリティの司会で、総会がスタート。
参加者は、雨のせいもあって、去年より少ない80人。

まず、会計報告。
平成19年度に渋谷高等学校創立90周年記念拠出金、300万(記念品、生徒用ウォッシュレット、風力発電機、太陽光発電機つき学校名看板、空調機器などを寄贈)を支出して繰越金が減ってしまったこと。

緑友会は卒業時に卒業生が納める会員費、5000円とその繰越金や利息で運営してきたけれど、少子化で今後、収入が減る一方であること。
2万1千人の会員向けにかさむ案内葉書の費用、その割に出席者が少ないことなど。

……まずいなあ。このままでは、緑友会も危ない。

『90周年ですよ』に書いたように、財政破綻寸前の大阪府は、強引な府立高校統廃合に踏み切りました。
妹の母校、府立東豊中高校は昨年統廃合。

大阪府の府立高校統廃合計画は、まだ始まったばかり。
現在の在校生は、私たちの世代の半分の数ですから心配です。
学校新聞『渋谷』には、「私たち、がんばってますから見守っててください」というメッセージが強く打ち出されていますが。
卒業生の私たちに何かできることがあればなあ。

偏差値重視の進路指導で、同じ学力、似た個性の子供が集まる新設高校と違って、渋谷高校は歴史が古いためか、さまざまな個性の子供が集まります。

「色々な生徒がいて、それぞれが好きなことをして、しかもお互いに尊重しあう」、独特な校風が、各方面で活躍する卒業生を生み出しているのです。
この点を、もっと対外的にアピールすればいいのですが。

乾杯が終わると、緑友会の役員たちが、私の席にやってきて平身低頭。
実は、今年の『緑友会だより』で、私の本『人生の落第坊主』(日本エッセイストクラブ編・文春文庫)の紹介が予定されていたのですが、印刷の締め切りの都合で載せられなかったとのこと。

私は「過去を振り向かない人間」。
先日、合気道の師範から『ventus』の武道系コラム書籍化の許可をいただいたばかり。
もし、来年、ベストエッセイの文庫と書籍化した武道系コラムを一緒に紹介していただけたら、うれしいですが。

埋め合わせに、恒例のお楽しみ抽選会の前に、紹介の場を設けていただきました。

「文藝春秋のベストエッセイに選ばれ、webコラムニストとして、ご活躍中の昭和59年卒の島村由花さん」
……気恥ずかしいですが。

「昭和59年卒の島村です。在学中は図書館にこもっていました。図書館司書になれずに、図書館に本を置いてもらう人になりました。今、ブログの書籍化の話が進んでいます。これからも、がんばりたいと思います。よろしくお願いします」

拍手が巻き起こりました。
渋高卒の芸能人やスポーツ選手は多いのですが、まだ「渋高卒の物書き」がいないので。
紹介していただいたおかげで、校長先生や教頭先生、大学教授になられた恩師。図書館館長の先輩や浄瑠璃演者の先輩たちとお話しする機会ができました。
ありがとうございます。

そして、恒例の抽選会。
nimaさんの景品は手ぬぐいセット。
「少林寺拳法の稽古の時に使おう」と、にこにこ顔。

去年、ミッキーマウスのグラスを当てて、困惑していた後輩は「今年は、何が当たっても大丈夫。バザーの手配しときました」と胸を張っていましたが……。
当てたのは、キッチングッズのセット。
「よかった。これだったら、嫁さんが使いますよ」と胸をなで下ろしていました。 

ゆんさんと私は、今年も残念賞。
1000円分のオリジナルラガールカード。

「おまけ」で、私は90周年記念オリジナルストラップ、ゆんさんは90周年記念誌CD−ROMをもらってしまいました。
ストラップは上質の革、CDはかなり本格的な内容。
でも、CDを配布するより、学校ホームページに掲載した方がよかったかもしれませんね。

緑友会の会費5000円、それなりの料理が出て、1000円以上の景品が当たる。
会費を安くすると、参加者が増えるかなあ。
でも料理はレベルが下がるし……。

最大の経費節減は案内葉書。
緑友会書記、市職員の後輩によると、現在の学校関係者が名簿の最新データを緑友会に渡さないので、「宛先不明」葉書が大量に返ってくるとのこと。ムダやなあ。

学校側が気にするのは、『個人情報保護法令第23条』。
人の生命、身体、財産の保護や、警察などの国の機関などが、法的手続きを行う時に、本人の同意を得るのが難しい場合など……
それ以外に第三者に個人情報を提供してはいけない。

でも、同窓会名簿には別のルールがあります。

文部科学省告示第161号(平成17年4月1日施行)
『個人情報の保護に関する法律第8条の規定に基づき、学校における生徒等に関する個人情報の適正な取扱いを確保するために事業者が講ずべき措置に関する指針』。

「提供先(緑友会)は知り得た個人情報を漏洩・盗用しない」
「提供先は個人データの再提供に、あらかじめ文書で事業者(渋谷高校)の了承を得る」
「提供先での保管期間を明確化」
「提供先は利用目的達成後、確実に個人データの返却または、破棄、削除」
「安全管理上必要なバックアップ以外の複写複製の禁止」など……

『内閣府国民生活局』サイトの「個人情報保護に関するガイドラインについて」に、詳しいことが載っています

大半の卒業生の個人情報は個人情報保護法施行以前のもので適用対象外ですが。
情報の利用目的(同窓会案内状発送のみ)、内容(氏名、連絡先)、提供方法(名簿の連絡先に案内葉書を送付)、本人の求めに応じて名簿から個人情報を削除できること。

これを明記したものを、郵便、メール、電話、ホームページへの掲載などで本人に知らせ、簡単に渋谷高校か緑友会に連絡できるように、窓口を公開しておけば問題ないようです。

これで、「結婚して住所が変わったら案内葉書が来ません。緑友会に出られないのですか?」という、卒業生の悲痛な掲示板書き込みも、「宛先不明」葉書も、無駄な印刷費も減るでしょう。

抽選会の途中からは、緑友会会計の同級生たちもやってきて、「来年卒業25周年同期会をやろう」という話まで飛び出しました。
日頃の憂さを忘れて、懐かしい昔話をすることも、集まった仲間で新しい何かをはじめることもできる……。
これが同窓会のメリット。

今年の緑友会も和やかなムードのうちに閉会。
来年は、もっとにぎわうといいのですが。
タグ:同窓会
posted by ゆか at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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