街でやたらに目につく緑の丸い看板。
『スターバックス・コーヒー』……通称「スタバ」のチェーン店だ。
ある時、街を歩いていて、ふと入ってみる気になった。
店先の黒板『本日のコーヒー』を腕組みしてにらんでいたら、「メニューは、こちらにもございますから、どうぞ」と明るい声が響く。
若い女性店員が店の中から手招きしている。
店に入って、メニューの種類の多さにめまいがした。
何を選んでいいのかわからない。
「どのようなものが、お好みですか?」
「酸味や苦味の強い濃いコーヒーは苦手で、カフェオレが好きです」
「では、スターバックス・ラテなど、いかがでしょう。ミルクが多いですよ」
ラテと、お勧めのシナモン・ロールを注文して、店員からコンディメント・バー(コーヒーに好みで加える低脂肪ミルクや蜂蜜などが置いてある)の使い方を教えてもらった。
ラテは香り高く、少し甘めのシナモン・ロールとよく合い、くつろぐことができた。
しかし、親切な店員に助けられっぱなしでは「息子を訪ねて田舎から出てきて道に迷い、親切な駅員に助けられる老婆」みたいだ。
ちょっと悔しくなったので調べてみた。
この本は2001年発行。
情報は古いが、スターバックスの全レシピ、オーダーのコツ。限定グッズ。豆の薀蓄。シュルツ会長や各スタッフへのインタビューなど……楽しい本だ。
スターバックスはコーヒーの味と店員の笑顔、家庭と職場以外でくつろげる空間「サード・プレイス」が売りの、今までのファーストフード店とは、まったく違うものらしい。
この本を読んでスタバについて大体わかった。
これで、次にスタバに行った時には、迷わず注文してみせるぞ。
(ひょっとして、私はスタバの戦略に乗せられているのか?)
『スターバックス マニアックス』 小石原はるか著 小学館文庫
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