いよいよ今年もあと1ヶ月半。
来年の手帳を決めないと。
『FujiSankei Business i』サイトに、「手帳の高橋」で有名な高橋書店が実施した「第2回手帳に関する意識と実態調査2008」の結果が載っています。
首都圏で働く男女2886人に実施した予備調査で、「普段使用しているスケジュール管理ツール」の質問に48.1%が「手帳」と回答。「携帯電話」は(17.4%)。
……意外に手帳派が多いんですね。
手帳の購入額で最も多いのが、「1000円−1500円未満」(16.8%)。
「会社以外でもらった」(15.8%)。
「750円−1000円未満」(12.4%)。
……ほぼ半数の人が、1500円以下の手帳を使っていることになるなあ。
年代別平均購入額で最も高いのは、50代男性の3656円。
2位が30代女性の3119円。
女性の20−40代で1万円以上が1割を超えている半面、男性は「会社でもらった」「会社以外でもらった」割合が高い。
……手帳にこだわる私は少数派?
「予定」以外の書き込む内容で多いのは、1位が「タスクリスト」(48.6%)。
「思いついたアイデア」(33.8%)。
「友人知人の誕生日や記念日」(33.5%)の順。
……このへんは、私も人並みらしいな。ちょっと安心。
最近の手帳の傾向は、女性向けにデザインやカラーバリエーションも豊富に。
ビジネス用手帳も、会社や自宅に帰って情報をコンピューターに入力することが多くなったせいか、薄くてスケジュールが見やすい手帳が、年々売れてきているそうです。
しかも、プライベートとビジネスで分けて手帳を持つ傾向も。
……私の場合、トレンドに逆行するように、すべてを一つにまとめて手帳が分厚くなっていっていますが、これは「病気の家族を複数抱えて突発的予定変更を迫られる」という特殊な事情があるため。
結局、来年のシステム手帳はシンプルに、予定を書くためのカレンダー型の月間見開き1ヶ月リフィル。
その日にあったことを書くための見開き2週間リフィル。
締め切り月別にリストアップする方式に改良したTODOリフィル。
そして、方眼罫メモ。
さて、どこのリフィルを選ぼうかな。
綴じ手帳派の皆さんは、毎年、手帳を丸ごと新しくする楽しみがありますが。
「ファイロファックスの表紙に、レイメイ藤井のカレンダーリフィル、ノックスブレインのプラスチック下敷き、エトランジェ・ディ・コスタリカの方眼罫に、アシュフォードの蛇腹式年間リフィル」
というような、自分で好きなリフィルを選んで組み合わせることができるのが、システム手帳ならではの楽しみ。
(使いこなせるかどうかは別として)
今回は月間カレンダーを「日曜日はじまり」に。
今年の手帳は「月曜日はじまり」だったのですが、今も世の中の壁掛けカレンダーは、日曜はじまりが主流。
どうしても、月曜はじまりカレンダーリフィルに慣れることができませんでした。
カレンダーのスペースは、平日のスペースが広く休日が狭いタイプもありますが、私の場合、土日も関係なく仕事があるので、書き込むスペースは平均しているものがいい。
『手帳用紙対決!』で比較した、レイメイ藤井の「ダヴィンチ」リフィルの「トモエリバー」、デザインフィルの「ノックスブレイン」リフィルの「DP用紙」。
それぞれに魅力的。
どちらのリフィルを使うか迷ったまま、近くの東急ハンズへ。
11月になると、文具メーカー各社のシステム手帳リフィルも出揃っています。
その中でも、ひときわ目立つのがノックスブレイン。
黒字の表紙、右上に白抜きでリフィルのサイズとロゴマーク。
左上の一部の白い部分に大きく黒い活字で商品名と品番。
下半分は白のリフィルの見本イラスト。モノトーンでまとめたシンプルで、すっきりしたデザイン。
他社のリフィルの表紙は商品名も説明も細かく、ごちゃごちゃした感じがしますから、これは明らかにノックスブレインの作戦勝ち。
それにしても、ノックスブレインのリフィルの種類が豊富。
カレンダータイプの見開き1ヶ月リフィルだけでも、「月間103(日曜はじまり)」、「月間105(月曜はじまりインデックスつき)」、「月間101(月曜はじまりブロック式)」、「月間102(平日ワイドブロック式)」。
どれも薄いブルーの2ミリ罫線地で、月の重要事項を書けるメモ欄つきで、午前と午後の予定を分けて書ける目印つきの機能的な設計。
前後月のカレンダーなど使用頻度の少ない項目は各ページに記載せず付録として別紙に集約。
……なかなかやるなあ。
一方、レイメイ藤井の「ダヴィンチ」。
これも種類が豊富。
見開き両面1ヶ月タイプのものだけでも、「月間−1(月曜はじまり)」「月間−3(月曜はじまり・インデックスつき)」 、「月間−4(日曜はじまり)」……。
カレンダーリフィルの条件は「日曜はじまり」なので、「月間103」または「月間−4」のどちらかですね。
ノックスブレインの「月間103」と「週間007(見開き2週間リフィル)」も魅力だけれど……
DP用紙はボールペン跡が残るから、リフィルの両面を書くには向いていない。
ということは、今と同じトモエリバーを使うことになりますが……それだけじゃ、つまらない。
どうしたものか迷っていると、突然ひらめきました。
……じゃまくさい。両方買うてまえ……
メモとTODO。
両面に字を書かないリフィルなら、全然問題ないわけですね。
結局、来年のリフィルは、ダヴィンチの「月間−4(見開き1ヶ月・日曜はじまり)」「週間−3(見開き2週間)」。
ノックスブレインの「メモ511(5ミリ方眼罫)」と「チェックリスト521(TODOリフィル)」。
「インデックス603(横5山タイプ)」で決定。
どんどん手帳が分厚くなるので、インデックスリフィルも追加。
これまで、ノックスブレインの手帳の上部にタブのあるインデックスを使っていましたが、横にタブがあるインデックスの使い勝手に興味があったので。
来年の今頃には、インデックスは上タブ式と横タブ式、どちらがいいかの結論が出ていると思います。
もちろん、既製リフィルに不満がある人は、レイメイ藤井で扱っている「システム手帳職人」でリフィルを自作する手も。
『ダヴィンチ』専門サイトでは、このソフトに対応した「あると便利な生活情報リフィル」も無料でダウンロードできます。
家計簿、年齢早見表、入卒早見表、六曜早見表、血圧測定記録表。
トラベルプラン、プレゼントリスト、成長日記、予防接種ノート、アルバム。
ゴルフスコア、天体早見表、楽譜、将棋ノート。
国際電話/国番号一覧表、時差一覧表、海外サイズ一覧表、国内・国際郵便・特殊取扱料金表。
……確かに、あると便利かもしれない。
働く女性のための、仕事と家庭のスケジュールを一緒に書けるリフィルもあって、気になりますが、今のところは忙しいので、リフィル自作は無理。
……というわけで、とりあえず、使い勝手のいい手帳の研究は、今年も半歩前進。
本当は二歩ほど前進したかったのですがね。
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2008年11月18日
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