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2006年01月07日

ロディアに挑戦!

皆様、あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年も「ventus〜風のごとく〜」をよろしくお願い申し上げます

さて、新年になり、来訪者の皆様の中にも新しいことをはじめられた方が多いと思います。
私は、年明けより少し早く、去年の年末から新しい習慣をはじめました。

きっかけは、行きつけの文具店の閉店でした。
モールスキン手帳やクレール・フォンテーヌのノートなどの輸入文具をおいている、ちょっとおしゃれな店。

突然店内に貼り出された『12月20日で閉店』の紙に、私はとても驚きました。
ファイロファックス用手帳リフィル(エトランジェ・ディ・コスタリカ社製)を買ったり、手帳用のCavalier(パイロット社のボールペン)のブルーのインク・カートリッジを取り寄せてもらったりしていたし、他にも色々と買物していたので、非常に困る。

これからは、文具を買うために、電車で繁華街まで出て行かないといけない。
繁華街に行けば、帰ってきた後の疲れが体にこたえる。(なにぶん年寄りですから)
ネット通販で買う方が合理的かもしれないので、現在検討中です。

閉店セールで、さっそく手帳リフィルを買い占め、隣の棚を見るとロディアが……

ロディア(RHODIA)は輸入雑貨店などでよく見かける、鮮やかなオレンジ色のメモ帳。
1920年にフランスのリヨンで、アンリ・ヴェリヤック兄弟が作ったもの。
「立ったままメモをとる」ために、撥水加工したオレンジの表紙、裏は硬い芯紙。
なめらかであらゆる筆記具と相性のいい坪量80グラムの上質紙という仕様。

建築家や科学者やデザイナーにも愛用者が多く、特にポール・スミスはロディアの大ファンで、ロディアの端にストライプを入れたポール・スミス・デザインのロディアも売り出されているほど。

よいメモ帳ですが、私はあのオレンジの表紙が苦手。
中身は大好きな紫の方眼罫なのに。

子供の頃から、なぜか紫や青が好きで、オレンジ色が嫌いなのです。
以前、色彩心理学の本を読んでいて『鮮やかな赤やオレンジは心身の弱った人には負担を与えます』と書いてあったので、やっと納得しました。
オレンジが苦手なのは、私が半病人だからなのです。
まあ、これは好みの問題で、「オレンジは派手で元気でええやんか。紫なんかしんきくさいわい」という方も、たくさんおられると思います。

「ロディアなあ……」と溜息をつきながら、ロディアの横の棚を見ると、なにやら青いものが……コバルトブルーのビニール製カバーがついたロディアでした。
私は紫にも弱いが青にも弱い。
よく考えると、表紙はブルーのカバーで見えない。
開く時は、中身の一枚目の紙を残しておいて一緒にめくれば、裏表紙も見えない。
つまり、私の大嫌いなオレンジ色が、まったく見えなくなる。
4割引の処分価格に背中を押されて、とうとう買ってしまいました。

最近、出先でやることや、ひらめいたアイデアをどんどん忘れてしまい、困っていました。
持ち歩けるメモ帳がほしかったので、システム手帳の半分のサイズのロディア11は便利。

ペン・フォルダーのついた革製ロディア・カバーも売り出されているのですが、私は平均的な日本女性より手が大きいので、メモ帳用の細くて短いペンは書きにくい。
結局、システム手帳用の透明なペン・フォルダーのリフィルを、カバーの内寸に合わせてカットして、カバーにはめ込み、ボールペンをセットして使うことにしました。

メモ帳を持ち歩くことが習慣化できるのか心配だったのですが、三日もたたないうちに、手元にロディアがないと不安になる始末。
割と簡単に習慣化できたようです。
大成功。




posted by ゆか at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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