年に1度の人気コラム・ランキングの集計も、年々100ずつコラムが増えるので、どんどん大変に。
「ええかげん、書くのやめときゃええのに」という声もあろうかと思いますが。
「文章が書ければ幸せ」の「書き虫」の困った性分なので。
今年もがんばって、なんとか集計してみました。
では、発表いたします。
20位 2009年の手帳
19位 昨今の筆箱
18位 武道必修化(前編)本気の文部科学省
17位 AIKI(後編)合気をかける
16位 銀座・伊東屋オリジナル文房具
15位 杖ふたたび(後編)杖道と合気道
14位 合気の謎(前編)『合気開眼』
13位 伊東屋と鉛筆補助軸
12位 禁じられた文具
11位 2008年のGマーク
では、ベストテンの発表を。
10位 手帳用紙対決!
ほぼ日手帳、「ダヴィンチ」システム手帳リフィルに採用される「最強の手帳用紙・トモエリバー」に強敵出現。
ノックスブレインの「デザインフィル・ポケットブック(DP)用紙」。
「トモエリバーよりも薄くて強い」らしい。
こうなると、両方を「対決」させたくなるのが人情。
でも、実際にやった物好きは私ぐらいかも。
zero−52さんからコメント、『D−blog』からトラックバックをいただいています。
9位 噂の最強ボールペン
「どんな人でも書きやすい」……噂のボールペン。
「三菱鉛筆・ジェットストリーム」に、強力な最大瞬間筆圧で、あまたの紙とペンを破壊してきた「紙と筆記具の天敵」の私が挑む……。
tobirisuさんことライターの守沢良さんからコメント、『活字の海でアップップ』からトラックバックをいただいた作品。
8位 合気の謎(後編)『孤塁の名人』
同門の初段で柔道整復師の若者と、母のリクエスト本『孤塁の名人(津本陽著・文藝春秋)』。
大東流合気武術の佐川幸義宗範の評伝を読み解きながら、日本武道最大の謎とされる「合気」について考察を試みたもの。
……でも、あまり謎が解けてないような気がする。
合気道同門の上級者の松さん、千葉県の初段のshoさん、大東流合気武術のたこべえさんからコメントをいただきました。
7位 袴考(後編)伝承と変化
剣道、居合道、合気道、薙刀道……「袴の武道」をたしなむ女性たちが、共通して直面する問題、「袴の着崩れ」。
もともと「男のもの」だった武道。
男性の円筒形の胴を基本に作られている袴を、ウエストがくびれて腰が張り出している女性が履くには工夫が必要。
合気道袴と同じ袴を履く、大東流合気柔術2段の夫が、そのコツをアドバイス。
これから増えていく女性武道家のために、早く女子武道袴が発売されないかなあ。
6位 袴考(前編)袴の武道
剣道、弓道、居合道、合気道……「袴を履く武道」は多いですが。
実は、武道によって袴の形は違います。
もし、私が市の武道館の更衣室で、弓道の方と出会わなければ……そのことに永久に気づかなかったでしょう。
5位 謎の手帳用紙、トモエリバー
昨年の7位。今年もランクイン。
ほぼ日手帳に採用されて一躍有名になった軽量紙。
私もシステム手帳リフィルに愛用中。
4位 システム手帳道楽
昨年の2位。今年もランクイン。
根強い人気を誇るコラム。
システム手帳ユーザーにとって、「自作システム手帳」は憧れの世界なのでしょう。
3位 筆圧矯正文具?
1万人以上の文具愛好家が集うmixi「文房具」コミュニティには、さまざまな文具に関する相談が持ち込まれます。
中でも「筆圧が高いこと」は、特に深刻な悩み。
多くの人が「筆圧が高くても支障がない筆記具」を推奨する中で、私が驚いた回答。
「筆圧を弱めるために、あえて万年筆を使われては」……。
万年筆は筆圧が高いと使いこなせない。
強烈なショック療法。
万年筆の世界は奥が深く魅力的ですが。
……私に使えるかなあ?
2位 デルフォニックスの不思議
デルフォニックス……「まず品質、次にデザイン」の他社と異なり、「まずデザインありき」が信条の文具メーカー。
あえて自社ロゴを小さくして、質の良さと西欧風の洗練されたデザインで、さりげなく消費者の手元に忍び込む……。
デルフォニックス。恐るべし。
1位 レポートパッドのある生活
昨年年度人気ランキング第1位。今年も1位を死守。
最近は、ビジネスの場を中心に、確実に定着しつつある文具。
『Chabris〜趣味の世界』からトラックバックをいただいています。
今年は、見事に武道系コラムと文具系コラムがランキング上位を占拠。
残念ながら、ランキング20位圏外の本読みコラムは、タイトルで読むかどうか決められる方が多いです。
最近は、「時々タイトルと関係のない、とんでもないことが書かれている」と気づいた方もおられるようですね。
本読みコラムは「アフィリエイトしない代わりに、好き勝手に書く」ので、「書評」から逸脱することも多いですが。
あまりに勝手なことを書き散らすため、幅広い検索キーワードで、新たな来訪者の皆様を『ventus』にお招きする力を持っているのでした。
なお、2008年度総来訪者数79516名。
前年度が38123名。
実数来訪者とアクセス数の差は3.2倍。
皆様、お忙しいのか、一度の来訪で複数のコラムを読まれる方が増えてきました。
さて、いよいよ『ventus』も、5年目に突入。
これだけ長く、コンスタントにコラムを書き続けることをできるのも、来訪者の皆様、支援者の皆様の励ましのおかげです。
今後とも『ventus〜風のごとく〜』をよろしくお願い申し上げます。
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