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2010年02月09日

3色ペンへ

「非常に困ったことになった」


課長代理は沈痛な表情。

私の職場の仕事の一つが「データ入力」。

近々システムの大幅な変更で、これまで入力していた数字6桁のコードが12桁になる。

……これは大変なことです。
手間は、データ入力1件あたり2倍。
しかも、恐ろしいことに、入力ミスが出る確率は「2倍以上」になる。

……うーむ。難儀なことになった。スピードはともかく、ミスはなんとしても避けたい。
12桁になった時にあわてないように、今のうちに対策を立てよう。

『MSN相談箱』では、データ入力ミスに悩む女性に、回答者がアドバイスしています。

「テンキーのブラインドタッチの習熟」
「入力担当とチェック担当が二人一組で作業」
「入力の順番とチェックの順番を変える。例えばチェックは後ろからする」
「元データの10件ごとに区切り線を入れておいて、10件ごとにチェックする」
……などなど。

私が銀行の事務センターにいた頃、元の金額データと、印刷した入力データを照合する仕事がありました。

当時は、パソコンがオフィスに普及していなかった時代。
加算機(足し算しかできない電卓状の道具)で、元の帳票と入力した帳票の合計があっていれば正解……という仕事。
テンキーのブラインドタッチはもちろん、スピードと正確さも要求されます。

「定規を元の帳票に当てながら入力」
「金額の3桁ごとにカンマを打ち込む」
「3桁ずつ打ち込み、4桁ずつチェック」
「入力から少し時間をおいてチェック」
「チェックは必ず2度。3度は見るな」
「2回チェックして合わない時は、思い込みで見落としてるから、他人に任せる」
「加算結果の誤差に「9」の数字があれば、1桁入力間違い」……。

この時に、データ入力の基礎を徹底的に叩き込まれたため、現在の6桁のコード入力ぐらいなら、入力ミスはゼロに近いのですが。
12桁となると、カンマなしで一気に打ち込む自信がない。
やっぱり、元データの帳票にカンマを入れないと無理か。

今、仕事で使うボールペンは赤黒の2色ボールペン。
パイロット「FEED リフテック」です。

でも、黒では帳票の印字と自分の書き込みが見分けにくい。
重要事項の書き込みに赤を使っているから、それとは別に、桁のカンマ書き込み専用の色……青を加えて3色ボールペンに切り替えるか。

しかし、3色ペンなあ……。

実は私、1本の軸に多色のインクが入ったペンは苦手。
筆圧が高く不安定な人間にとっては、多色ペンの軸の太さは、手に負担がかかるものなので。

普通、芯が1色のボールペンよりも、3色、4色のボールペンの方が、ペン軸が太い。
軸を太くしなければ、3本、4本の芯を収納できないですから。
しょうがないといえば、しょうがないのかもしれないけど。

考えた末、自宅で愛用の最強ボールペン、三菱鉛筆「ジェットストリーム」、これの3色ペンを探しに近所の東急ハンズへ。

まず手にとってみたのは、「ジェットストリーム」の3色ボールペン。
……あかんわ。やっぱり軸が太すぎて、長時間書いたら疲れそうだ。

次に、女性向けに開発された細身の3色ペン「ジェットストリーム Fシリーズ」。
驚いたことに、今、家で使っている、芯が1本しか入っていないスタンダードな「ジェットストリーム」と軸の太さが、ほぼ同じ。
芯が3本入っているのに……手品みたいだ。

ペン軸はホワイトやピンク、ゴールドといった女性好みの色に瀟洒なデザイン。
魅力的だったんだけどなあ……

「Fシリーズ」は、ペンの軸を回して芯の色を切り替えるタイプ。
軸が不透明でインク芯が見えないから、そそっかしい私は「しもた! 赤で書かなあかんのに、黒で書いてしもた!」を、やらかすことは確実。
……残念だなあ。

その隣に並んでいたのは三菱「uni スタイルフィット」。
シンプルなデザインのホルダーとインク芯リフィルを、自由に選んで組み立てるペン。

これはボタンを押して芯の色を切り替えるタイプ。
芯の先の部分が透明で、自分が、今何色を使っているかがわかる粗忽な私向き。
しかも、この3色ボールペンの軸は、うちの1本芯の「ジェットストリーム」の軸より、わずかに太い程度。
これなら許せる範囲だ。

「スタイルフィット」のホルダーの形は、単色用、3色用(ホルダークリップなし)、3色用(クリップつき)、クリップつき5色用の4種。
ホルダーの色は、それぞれのホルダーにブラック、シルバー、メタリックブルー、メタリックピンク。
クリップなしの3色ホルダーには、クリアピンク、クリアブルー、クリアの新色もある。

すごいのは、そのインク芯リフィル。

油性ボールペンは、なめらかな書き味で名高い「ジェットストリーム」インク。
太さは0.7ミリと1.0ミリ、色は黒・赤・青。

水性顔料ボールペンは、鮮やかな発色でにじまず、優れた耐水性・耐光性の「ユニボール シグノ」インク。
太さは0.28ミリと0.38ミリと0.5ミリ。

色はブラック・ブルーブラック・ブルー・ライトブルー・スカイブルー・グリーン・ライムグリーン・ゴールデンイエロー・オレンジ・マンダリンオレンジ・レッド・ローズピンク・ベビーピンク・ピンク・バイオレット・ブラウンブラックの16色。

シャープペンは、世界で初めて超微粒ダイヤモンドを配合。
筆圧を高めても折れにくく、なめらかにくっきり書ける「ユニ ナノダイヤ」芯。

三菱鉛筆の技術を結集した、ベストセラーの芯リフィルを、自由に選んで組み合わせられるんですから、これはうれしい。

結局「スタイルフィット」のシルバーのクリップつき3色ペン軸と、油性ボールペン1.0ミリの黒・赤・青のインクを選んでみました。

ビニールに包まれた「ジェットストリーム」の替え芯と違って、「スタイルフィット」のインク芯は、一本ずつストロー状のプラスチックケースに入っています。
スペアとして、ペンケースに入れておくのに便利なデザイン。

それに、よく見ると、「ジェットストリーム」の芯に比べて、「スタイルフィット」の芯は細く短い。
なるほど。これで、細い軸に3本の芯を納められるんだなあ。

日本の筆記具の技術革新は日進月歩。
「こんなに技術が高いものが、こんなに安くていいのか」と、時々疑問に感じたりしますが。
とりあえず、入力ミス防止策は準備完了。

ところで、『MSN相談箱』のIT関係の回答者は、こう書き込んでいます。

『クライアントの入力業務を行うわけですから、ミスは死活問題です。しかし、ここまでしても、コンマ数%のミスは出ます。そういうものなんです』

確かに、「ミスがゼロ」というのは無理なんですが。
それでも「ミスを限りなくゼロに近づける」努力は続けたいと思います。
posted by ゆか at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常コラム | 更新情報をチェックする
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