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2006年03月14日

ロディア、その後

去年の年末から、「ロディアをいつも持ち歩き、何か思いついた瞬間にメモを取る」という新しい試みがスタートしました。「ロディア習慣」は定着したのですが……最近、私の左手(メモを持つ手)は、何か不満そう。
使っていたのは、純正ビニール・カバーつきのロディア11。
色は好きなブルーなのに。
ビニールの手ざわりが嫌なのか……そう思って、革のカバーに買い換えることにしました。

『銀座・伊東屋製ロディア11対応メモ・カバー、S』は、ピンクや明るいブルーなど、女性向けのきれいな色で、革も上質ですが、ペンフォルダーがついていないのが難点。
ロディアを取り出して、鞄やポケットからペンを探す間に、思いついたアイデアを忘れそう。

考えた末に、繁華街にメモ・カバーを探しに出かけました。
私の経験上、財布やポーチ類、よく手に持つ物は実物にふれて選ばなければならない。
大きさや重さや手ざわりなど、ほんのわずかな違和感が、使っているうちにストレスになることが多いので。

デパートの雑貨売り場は、さすがにロディア用メモ・カバーの品数も充実しています。
売り場にある大小様々な27点のカバー。
ビニールや布や革……色々な材質のカバーを1つずつ、私は左手に持って重さと感触を確かめていきました。
面倒ですが、これは私ではなく、私の左手が決めることですから。

27点の中で、左手がつかんで放さなかったものがありました。
ナイロン製ロディア12対応カバー。

灰銀色の高密度ナイロンで立体的に織られた生地は、鱒の鱗のように銀色に輝き、黒革の縁取りがそれを引き締める。
内部には、丁寧に縫製された黒革のペンフォルダーと、切り取ったメモを入れるための黒革のポケット。
わずかに見えるロディアのオレンジ色のカバーとのコントラストも美しい。
重さも問題ないし、さらりとした手ざわりも心地よい。

どうやら、普通の女性より大きな私の左手にとって、ロディア11は小さすぎたようです。
でも、革ではなくて、ナイロン製のカバーを選んでしまったのは意外でした。

取扱説明書の『wataki shoukou』を検索すると、このカバーの正体は『レザーグッズ・ファクトリー渡喜商工製、ロディア対応メモ・カバー、クールグレー』でした。
今までナイロン製小物に偏見を持っていたのですが、考えを改めなければなりません。

結局、システム手帳(ファイロファックス、6つ穴式)の半分の大きさのロディア11(7.4×10.5センチ)から、手帳より一回り小さいロディア12(8.5×12.0センチ)と、サイズが大きくなってしまいました。

携帯するには、前よりすこし不便になったけれど、手帳に似たサイズのロディア12は、ロディア11とは違う使い方ができるようです。

例えば、繁華街に買い物に出た時。
エスカレーターで移動中、ロディア12に『エトランジェ(・ディ・コスタリカ)、クリーム方眼手帳リフィル、Loftに在庫あり』と書き込み、帰宅後、切り取ったメモに手帳パンチで穴を開けて、システム手帳に綴じる……
ロディア11を使っていた頃の、手帳への転記の手間がなくなりました。

「システム手帳に、いきなりメモしたらええやんか。じゃまくさい」とおっしゃる方もおられるでしょうが、ロディア12の重さは、システム手帳の3分の1で、携帯しやすい。
システム手帳は重要情報満載で、もし紛失したら大損害。
それに、ページをめくって空白部分を探すのに時間がかかり、その間に書く内容を忘れてしまうことも、たまにあるので。

基本的には、荷物が多く、人と会う予定のない単独行動(買物、図書館など)の時は、ロディア12。
打ち合わせの可能性がある時は、システム手帳。

今のところ、そういう使い分けをしていますが、今より合理的な方法があれば、またルールを変えるかもしれません。







posted by ゆか at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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