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2006年04月01日

VS 税務署

確定申告シーズンも終り、ようやくほっとしました。今年の確定申告は、義母の通う介護施設が、介護サービスの医療費控除費用と非控除費用に分けた明細書を出したので、去年より簡単でした。
税務相談の税理士が言った通り、介護施設に税務監査が入って(詳細は『確定申告だぜよ』にて)、指導を受けたらしい。

後は還付金の振込を待つだけ……なんですが、10年前、この還付金のことで税務署と大喧嘩。

この時は、サラリーマンの医療費還付手続きの、一番簡単な確定申告でしたが、税務署から届いた納付書の金額を見た私は、怒りのあまり、血圧が上がってクラクラしました。

追徴金24万円也……

しばらくベッドに横になっていましたが、めまいがおさまると、すぐに税務署に電話をかけました。
このまま放っておけば、追徴金に重加算税までついてしまいます。

税務署に電話すると、徴収課に回されました。
担当者は年配の男性職員。

「今、納付書が届きましたが、『追徴金24万円』って何です? 年末調整済みの医療費還付で、追徴金というのは、何かの間違いではないですか? 源泉徴収票も医療費のレシートも、全部揃っていたはずですが。計算しなおしていただけませんか?」

担当者は面倒そうに答えました。

「それは、できませんねえ」
「なぜです?」
「一度決定が出ているものの、再計算はできません」

ふうん。そうくるのか……簿記2級を持っている経理をなめるなよ。
一呼吸おいた後、私は落ち着いた声で言いました。

「わかりました。あなたができないと言うのなら、私がやりましょう」

電話の向こうで「ヒッ」という声がしましたが、かまわず私は続けました。

「30分後に、そちらに着けると思います。徴収課の窓口でいいんですね。失礼ですが、今、電話に出られている方は、どちら様ですか?」
「まっ、待ってください!」

担当者は、悲鳴に近い声をあげました。
「と、とにかく、お、落ち着いてください」
担当者の声は完全に動転しています。

「お願いです。私に10分だけ時間をください。再計算してみます。10分後、ご自宅に電話しますので。すみませんけど、お待ち願えますか?」

やっぱり再計算できるのか。
最初から素直に再計算すればいいのに。

いったん電話を切って、きっかり10分後、税務署から電話がかかってきました。

「申し訳ありません。24万円の追徴金は間違いで、2万6千円の還付金でした。すみません。訂正して、ご指定の口座に振り込ませていただきます。すみません」

担当者が電話の向こうで平身低頭している様子が、目に浮かびます。
私は担当者にお礼を言って、電話を切りました。

還付金が無事振り込まれたのは半月後。やれやれ。
10年前の確定申告は、今と違ってWeb上で自動計算できず、人が手で計算していたので、こんなことがあったのです。

税務署の決定に不服を申し立てることのできる制度もあるので、もし、皆さんが確定申告などでご不審な点があれば、一度、税務署に確認した方がいいですよ。
posted by ゆか at 10:20| Comment(0) | TrackBack(1) | 日常コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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