第1面の特集は『スマートに使える進化系文具』。
……「進化系文具」?
これまで「筆記具」や「ファイリング文具」など、用途別に文具を分類するのが一般的でしたが。
「進化系文具」って、どういうもの?
記事によると、これまで「多機能化」だった文具の新製品開発の流れが、最近、従来の文具の構造を強化、向上させる「進化」に変わっているらしい。
文具コンサルタントの土橋正さんをはじめ、文具専門家たちが、過去2年以内に発売された新製品の中から、仕事用に使いやすい文具を選び、人材派遣会社の事務作業指導担当者が、実際に使ってみてランキングしたのが、今回の特集記事。
ベストテンが、写真入りで発表されています。
10位 スコッチ チタンコート シザーズ1468(住友スリーエム)
刃に高硬度チタン合金をコーティング、粘着テープを切ってもべたつかない。
抜群の切れ味と耐久力のあるハサミ。
……私の手が大きくなければ、試してみたいなあ。
9位 カードメモ(デザインフィル)
クレジットカードと同じサイズ。
財布や名刺入れに入れられる超薄型のメモ。
……手帳を持たない人には便利かもしれない。
8位 ニーモシネ ノートパッド ホルダー付き(マルマン)
切り取った紙を入れるホルダーつきの5ミリ方眼のレポートパッド。
……面白いなあ。
普通は「ホルダーにレポート用紙がついてる」んだけど。
ホルダーはいらないから、レポート用紙だけ使ってみたい。
7位 ハリナックス ハンディタイプ(コクヨS&T)
金属針を使わずコピー用紙4枚を閉じられるホッチキス。
……4枚って微妙な枚数。
もうちょっと、たくさん綴じたい。
6位 ジェットストリーム4&1(三菱鉛筆)
なめらかな書き味の「ジェットストリーム」の赤黒青緑の4色と、シャープペンをセットした多機能ペン。
……ちょっと軸が太いか。
5位 ペンカット(レイメイ藤井)
折りたたむとペン型になるハサミ。
……これは購入検討中のもの。
筆箱の中にハサミがあると、やっぱり便利なんです。
4位 テープカッター直線美(ニチバン)
セロテープの切り口が、ぎざぎざにならないテープカッター。
白一色と黒一色の2種。
直線を生かした潔いデザインは魅力的。
3位 アリシス(カール事務器)
穴あけに必要な力を半分にしたパンチ。
……書類の中心に穴をあけやすいガイド「紙当て」もコンパクトにした設計。形が美しいですね。
2位 フリクションボール ノック(パイロットコーポレーション)
人気の「消せるボールペン」、フリクションのインクを乾燥しにくく改良したノック式のボールペン。
……キャップ式ボールペンは、使いにくいので苦手でしたが。
とうとう改良型が登場しましたか。
1位 バイモ11 フラット(マックス)
片手で40枚の書類をとじられる小型ホッチキス。
……便利だけど。これは他のホッチキスより1ミリ長い、独自の針を使っているらしいので、それが手に入りやすいかが鍵かもしれない。
かつては「職場が支給する文具」で、十分間に合っていたわけですが。
私も含めて、今、仕事をする人は、仕事用文具を自分で買わなければならなくなっています。
そうなると、文具は、デザイン性や使い勝手のよさを厳しく要求されるようになりました。
「文具の進化」は、今後もとどまることはないでしょう。
文具の世界は、毛筆や硯のような形が完成された「伝統文具」と、どんどん高性能になっていく「進化系文具」の二つに分かれはじめたのかもしれません。
実際、高機能文具を使うと、仕事や勉強がはかどるので、「進化系文具」の動向には、今後も目が離せませんね。
ラベル:日本経済新聞
伝統文化派?
進化型?
十年以上前に買って貰った電卓が壊れ、新しいのを買おうと思って探すと同じ型が無いのに驚きました。
それにしても、色々ありますね。
昔、文房具屋さん。
今、ファンシーショップ。
百均も含めるとすごいことになりますね。