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2006年04月29日

本読みコラムは「書評」かしらん?

最近、アクセス解析のキーワードで増えてきているのが、本の書名。『システム手帳新入門!』『永田町インサイド』『ソニーとSONY』『ビギナーズ・クラシックス 枕草子』などなど、本の題名を検索して、このサイトに来られる方が増えました。
文学賞受賞者による切れ味鋭い書評を期待されて来られたのでしょうけど……「なんじゃこりゃあ」と呆然とされている光景が目に浮かびます。

脱線は日常茶飯事。本の内容をほとんど紹介しなかったり、平気でけなしたり……「本読みコラム」をはじめる時に「これは書評とも読書感想文ともブックレビューとも違います」とお断りしたのですがねえ。
書評や読書感想文、ブックレビューの共通点は、本の内容だけで話が完結するところ。
「本読みコラム」はそこが違います。

普通「本をめぐる人々」というと「本を読む、買う人」(読者)、「本を作る人」(作家・出版社)、「本を売る人」(書店)を連想されることが多いと思いますが、この他に「本を探す人」(司書)がいます。

司書は、何か目的(知りたいこと)があって、かなり意識的に本を選ぶ……つまり、本を「知識を得る媒体」として使うことが多い。

司書に限らず、一般の読者の皆さんも、例えば書店または図書館で、本棚から1冊の本を手にする時、必ず、その本を「選んだ理由」があるはずなのです。
「いや、俺は目隠しして最初に手でつかんだ本を買う」という方も中にはおられるかもしれませんが、普通は「ベストセラーだから」「好きな作家の本」「写真がきれい」など、意識されていないとしても、その本を「選ぶ理由」があります。

私は図書館司書課程を学んだ人間ですから、本を読む時、どうしても司書と似た本の読み方をします。
本を選ぶ時も目的意識が強い。

そういうわけで「本読みコラム」は、「その本を選んだ理由」「本を読む前と後」に重点をおいているので、内容紹介部分が少ないのです。
申し訳ありませんが、本の内容については、その本を読むなり、他サイトのブックレビューなどをご参考にするなりしてください。

それから小説は全然読みません。
私は「今現在、現実に起きていること」に興味があり、それを追うので手一杯なので。

ところで、私はサイトを開く時、本のアフィリエイトをするかどうか迷ったのですが、結局やめました。
報酬規定が曖昧ですし、説明を読んでも、何か納得がいかなかったので。
そんな状態で、興味本位でアフィリエイトをはじめても、失敗するのは目に見えていますから。

報酬規定が明確で、きちんと明細がもらえて、約束通り支払日に報酬が振り込まれる。
商品をほめれば確実に売れるのでしたら……アフィリエイト対象の本を、文学賞受賞者の面子をかけて、語彙の限りを尽くして、ほめてほめてほめまくり、ほめちぎってほめ倒し、ほめつぶす……もとい、適当に手加減してほめたたえますが。
もちろん「島村が本売らんのなら、うちのサイトで島村が紹介した本売ったろ」と考え、実際にそうされている方もおられますが、それはご自由に。

アフィリエイト報酬の放棄と引き換えに、私は本に対して自由に書く権利を得ました。
私個人の興味や必要性に応じて、勝手に本を選び、勝手に感想を書く……本の著者には悪いけれど、それが「本読みコラム」のスタイル。
でも、私が書きたい放題書いていても、それを楽しみにされている多くの方がおられる。
ありがたいことです。

たまには暴走するけれど、今後とも「本読みコラム」をよろしくお願いいたします。


posted by ゆか at 10:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 日常コラム | 更新情報をチェックする
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