新しいマンションに引っ越して痛感すること。
「どこから湧くのか?」と思うほど、埃が多い。
『アレルギーと生きる』という本を出すほど、私はアレルギーがひどいんです。
特に、ハウスダスト、ダニ、カビ。
花粉や動物の毛もダメ。
とにかく「清潔第一」。
絨毯やコタツの持ち込みはご法度。
布団やカーテンだって、あまりよくないんですが。
そこまで徹底すると非人間的な生活になるので置いています。
新居の床はフローリング。
このフローリングがまた、埃が目立つんですね。
最初のうち、なんとか頑張って掃除しようとしたけど。
仕事が忙しくて手が回らない。
これまでダイソンの掃除機を使っていましたが、老化のせいか、最近それが重たく感じられてきた。
私でさえ、そう思うわけだから、足腰が弱った義母にとって掃除機をかけることは、体力的負担らしく、自分の部屋の掃除に消極的。
しかし、埃がたまることは、ハウスダスト喘息の私の命に関わる問題。
さて、どうするか……
ここで目に止まったのは、カタログに載っていた掃除ロボット『ルンバ』。
人工知能で数十種のセンサーを駆使して、ゴミ除去率99.1%。
立ち入り禁止のところは「バーチャルウォール」で設定。
掃除が終わると自分でホームベースに戻り、充電&待機。
ルンバに掃除をまかせてくつろいだり、外出できる。
……うーむ。魅力的だ。
「なにっ、ルンバを買う?」
私の話を聞くなり、夫は顔色を変えました。
「あほ! お前、主婦のくせに何怠慢言うとるねん。大体、ロボットに掃除させて、自分ソファで寝転がるいうんは、人としてどうやねん」
夫も同じカタログを見たようです。
……掃除機1台買うのに「人としてどうやねん」とは大層な。
難儀やなあ。
ところが1週間後。
突然、夫は「ルンバ買え」と言い出しました。
台所とリビングを完璧に掃除したら2時間かかり、「こらあかん」と思ったそうです。
では、「ルンバ」を。
……と思ってカタログ通販の『ディノス』のサイトをのぞくと、なんだか異様に安い掃除ロボットがありました。
「ロボットクリーナー」。
1万円也。
「ルンバ」が安くても5万円近くなのに?
スイッチは「ON]「OFF」のみ。
「ゴミ取り機能」「障害物・段差の自動回避」……基本機能は十分。
口コミ評価では、「値段の割によく働く」「ルンバより小さいのでルンバが入れない隙間の掃除もできる」と、評判はまあまあ。
「ルンバを買って、もし使いこなせなかったら」という不安が頭をよぎり、結局、お試しということで「ロボットクリーナー」を買ってしまいました。
でも予想外に優秀。
先日、私の父と母が遊びに来た時も、このお掃除ロボットに興味津々で。
和室で実際に動かしてみせました。
白い円盤型のロボットは、和室のまんなかで、くるくるとらせん状に回ったかと思うと、突然向きを変え、猛スピードで壁に向かって突進。
壁にぶつかると向きを変えて、さらに壁づたいに走っていく。
壁を全部掃除するかと思えば、また突然くるくると回りだす。
回るのに飽きたら再び走り出す。
妙に愛嬌のある動きです。
「ルンバと違ってゴミセンサーないからね。1時間ほど置いといたら、大体きれいになるやろいう、大雑把な掃除機やわ」と私。
「意外にゴミ吸いよるな」と夫。
「すごい掃除機やな」と感心する父。
「これ、顔とか尻尾とかついてたら、かわいいかもしれんね」と母。
確かに「ルンバ」が「床を走るUFO」なら、「ロボットクリーナー」は「床を滑る白いカブトガニ」。
かわいいです。
メーカー名「ツカモトエイム」から「エイム君」と命名しました。
例えば、私が台所で料理をしている間に、「エイム君」にリビングを掃除してもらって、掃除が終わったところで、私がモップで拭き掃除。
完璧でなくても、そこそこにきれいになるので助かります。
さらに家をきれいにするために「ルンバ」も手に入れたいですね。
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2011年01月29日
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