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2011年02月01日

旅する文具?

最近、文具店やスーパーの文具売り場でよく目にするもの。

 

どうも気になる文具……ピンクやブルー、黄色といった鮮やかな色のケースに入った、あの文具。

ミドリの「D−CLIPS」。
アヒルやウサギ、ペンギンやゾウなどの動物型ゼムクリップです。
30個で525円。
ちょっと高めですが、何度も使うことを考えると割安かもしれない。

しかし……あれを買って、どう使おうか。
どう使っていいかわからないんです。

今の事務仕事で扱う書類は、ゼムクリップで留められる分量じゃないし。
かつていた銀行や生保、経理の世界でも「資料は散逸を防ぐために即ホッチキスで綴じる。または汚損を防ぐためにファイルで保管」が鉄則だったもので。

執筆仕事では資料整理はクリアホルダーか透明ケース。
資料の受け渡しはメール添付かクリアホルダーのどちらかだし。

自宅の机の引き出しの隅に2、3個、ゼムクリップが眠っていますが。
よく考えると、他人からもらった書類についていたもので、自分で買ったものじゃないや。

ということで、ゼムクリップについて調べてみることにしました。

『STATIONERY MAGAINE 005(エイ出版)』に、「D−CLIPS」のアヒル、ウサギ、ブタ、ペンギン、ゾウ、ウシ、カバ、ウマ、クジラ、イルカ、ワニ、カメが紹介されていますが。

紙にはさんだ時、動物の尻尾や耳のシルエットがくっきりと浮かび上がるんですね。
しかもかわいい。

ゼムクリップのことを『旅する文具』とも書いてある。
確かに、書類につけられて人から人へ渡り歩く文具……そういう意味では、ゼムクリップはユニークな文具かもしれない。

『ミドリ・カンパニー』サイトによると、「D−CLIPS」の種類は動物のほかに、飛行機などの乗り物柄やフルーツ柄など。
さらにクリスマス柄、ハートダブルクリップ柄、桜柄……クリップに季節感まで盛り込んでしまっているんですね。

使い方は、「お気に入りの柄を選んで、資料を留める際に自分自身を表す印として使う」「ふきだしを書き足して中にメッセージを加える」。

『書類にちょこんとつければ、受け取った人もニッコリ笑顔になること間違いなし!コミュニケーションのきっかけにもなる優秀ツールです』

……なるほど。「D−CLIPS」は、ただ「書類をまとめる文具」じゃないんだ。
しかし、人一倍書類整理の下手な私としては、一時的に書類をまとめるゼムクリップを使いこなせる自信がないなあ。

何より、かわいいゼムクリップを渡す相手がいない。

ちなみに、ゼムクリップは、1890年頃にゼム・マニュファクチュアリング・カンパニーが発明したと言われています。
それで「ゼム・クリップ」なんですね。

長さ約10センチの針金を3回曲げただけで、ちゃんと紙を留めることができる。
工業技術的には大発明らしい。

『ゼムクリップから技術の世界が見える−アイデアが形になるまで(ヘンリー・ペトロスキー著 平凡社)』という本まで出ているほど、クリップは工業デザインや特許の世界では有名な商品らしい。
この本、面白そうだから読んでみようかな。

ところで『STATIONERY MAGAZINE 006』によると、「D−CLIPS」のヒット以来、サンスター文具、HIGHTIDE、DECOLE、呉竹など、各文具メーカーが音符やビジネス記号、人型や数字などの各種ゼムクリップを発売。
「コミュニケーション用ゼムクリップ界」を作りつつあるようですが。

自宅で一人パソコンに向かう執筆仕事をする私には、「書類を出す人も受け取る人も、かわいいゼムクリップでにっこり」という仕事風景が、ちょっとうらやましかったりします。
posted by ゆか at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常コラム | 更新情報をチェックする
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