来年度に、今まで愛用していたミニ6つ穴システム手帳から、A5システム手帳に切り替えることにしました。
この4月から、青色申告本企画の節税ブログがスタートし、豊中市の起業支援施設の起業サポートも受けることになったので、スケジュール、その日の出来事など、書くことがどんどん増えて、今の手帳では書ききれなくなってきたので。
来年度……つまり、今年の10月、新年度のスタートと同時に使うA5のシステム手帳。
もし、いいのがあったら今買おう。
リフィルは秋に買い足せばいいし。
……そんな気分でLoftの手帳売り場を散策します。
Loftの「4月始まり手帳コーナー」は大賑わい。
色とりどりの手帳があるのですが、やっぱり綴じ手帳が主流。
システム手帳は売り場の隅に追いやられています。
色も、黒や茶色の地味な色が多くて。
やっぱり、手帳が多く出回る秋シーズンに探すべきかなあ。
手帳を買うのをあきらめて、ふと手帳コーナーの隣を見ると、さまざまな大きさのカレンダーがたくさん並んでいました。
「4月始まりカレンダー特集」。
そうか。企業や学校の年度始めに合わせた4月始まり手帳があるんだから、4月始まりのカレンダーがあってもおかしくない。
というのか、今までなかったのが不思議だ。
私は年度始めを10月にしていますが。
事務の職場は年末年始が一番忙しいことと、10月ごろに手帳リフィルが豊富に出回っているというのが理由でした。
でも、最近では、春手帳も結構豊富に出回ってきているし。
今後、ビジネスとして執筆をするのだから、企業の会計年度に合わせて、年度始めを4月にするのもいいかもしれない。
この会計年度(企業の損益を通算する期間)を定めたのは、明治17年10月28日に発令された『太政官第89号達』。
『明治十九年度以降其年四月一日ヨリ翌年三月三十一日マテヲ以テ会計一週年度ト相定メ候條此旨相達候事』
『国立国会図書館近代デジタルライブラリー 法令全書 明治17年』に、原文がデジタル化されて載っていますが。
読みづらいんだ。これがまた。
教育年度(学校の人事・就学・卒業・学期・学齢を定める年度)を定めたのが、『文部科学省』サイトにある『小学校令施行規則(明治33年8月21日文部省令第14号)』の第25条。
『小学校ノ学年ハ四月一日ニ始リ翌年三月三十一日ニ終ル』
教育年度は、会計年度に合わせて定められたもの。
会計年度を4月始まりにした理由は、「当時の政府が債権国のイギリスの会計年度に合わせたため」という説が有力……
学校や会社の年度始めを、そんなええ加減なことで決めとったんか。
なんだそりゃ。
ちなみに「年の始まり」の「1月1日」について。
『大阪市立科学館』によると、
『現行暦の1月1日は、気象学(季節等)から言っても天文学(太陽の周りを回っている地球の位置等)から言っても、何ら意味のない時に置かれています』
……うわぁ。身も蓋もないなあ。
私たちが祝っている「正月」って、いったい何?
このサイトによると、元々古代ローマでは春分にあたるマルチウス(マーチ:3月)が1年の始まり。
でも、政治年度は新年の2ヶ月前から始まる慣習で、不便だったらしい。
そこで、ローマ皇帝ユリウス・カエサルが、マルチウスの2ヶ月前にあたるヤヌアリウス(ジャヌアリー:1月)を1年の始まりと定めました。
これが「ユリウス暦」として、長い間使われていたわけですが。
1582年、ローマ法王グレゴリオ13世が、ユリウス暦を改良した「グレゴリオ暦」を提唱。
現在の1月1日が「1年の始まり」になりました。
1年の始まりって、意外に適当に決められていたわけですね。
さて、私の年度始めはどうしたものかな。
10月からにすべきか4月からにするべきか。
今、真剣に悩んでいます。
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2011年04月19日
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