『はじめて仕事で活用するビジネスフェイスブック』

「もうすぐＩＤが取れなくなる」という噂につられて、あわててＦａｃｅｂｏｏｋのＩＤを取ってみたものの。



どう扱っていいか途方にくれている。

「ＦａｃｅｂｏｏｋはｍｉｘｉやＴｗｉｔｔｅｒ以上に時間を食う」という話も聞いているし、実際、Ｆａｃｅｂｏｏｋには得体の知れない機能がたくさんついていて、ＩＤ取得から最初のプロフィール設定の半分だけで２時間かかり、そこで挫折。

こんな調子で、今後Ｆａｃｅｂｏｏｋ上で人と交流していくと、どれぐらいの時間が必要なんだろうか……

なんだか嫌になってきた。

この本の著者はテクニカルライター。

この本にはプロフィールの個人情報公開範囲設定から、顔写真の撮影の仕方まで懇切丁寧に書かれていて、私でもＦａｃｅｂｏｏｋが使えそうだが。

Ｆａｃｅｂｏｏｋは「今までの人間関係を強化する」ツールで、「未知の人と知り合うきっかけ」になるｍｉｘｉやＴｗｉｔｔｅｒとは使い方が違うようだ。
どちらかと言えば私は見知らぬ人と知り合いたいが。

ところで、設定途中で放棄した私のＦａｃｅｂｏｏｋのプロフィールページ……。

それを通して友人ができてしまった。

たまたま見つけたＦａｃｅｂｏｏｋ上の『大阪府立渋谷高等学校』の掲示板に、「母校の掲示板があるんですね」とリンクつきの書き込みをしておいたら、それを後輩が見つけたのだ。

結局、この後輩と私はＦａｃｅｂｏｏｋ上の「友達」ではなく、「マイミク」（ｍｉｘｉの友人）になり、「Ｆａｃｅｂｏｏｋを仕事で使う方法」をｍｉｘｉ上で研究している。

これでは何のためのＦａｃｅｂｏｏｋなのかわからないが。

二人ともＦａｃｅｂｏｏｋよりｍｉｘｉに友人が多いため、ｍｉｘｉで交流した方が時間を有効に使えるのだ。

しかし、これでＦａｃｅｂｏｏｋの「人と知り合う機能」が侮れないとわかった。

この本を参考に、近いうちにＦａｃｅｂｏｏｋに写真を載せて、プロフィールページの残り半分は完成させたいと思う。

『はじめて仕事で活用するビジネスフェイスブック』　上田修子著　中経出版