背の部分は丸く、表紙は半透明の白。
小口に16枚のタグが2列で並び、「1」から「31」までの数字が書かれています。
ファイルの中身は半透明のプラスチックの仕切り板。
その中央に、サイコロの「5」の目と同じ配置で、直径18mmほどの穴が5つ開いています。
32枚の仕切り板全部に同じ直径、同じ配置で。
この穴なんだろう?
しかも、ファイルのくせにクリアファイルのようなポケットもなければ、紙を綴じる金具もない
……怪しいぞ。
このファイルは、ファイリング用品の老舗リヒトラブの「AQUA DROPs スケジュール&仕分けファイル」。
ファイルに貼られていた説明書によると、1から31のインデックスを利用して、使う『その日』に必要な書類、忘れてはいけない書類を、挟むだけで管理できる。
……「綴じる」じゃなくて「挟む」だけ?
ファイルを閉じると丸みのある背が書類の脱落を防ぐ……ほんまかいな。
書類の日付管理だけでなくて、数字のインデックスを付属の白紙のインデックスシートに自由に件名を書き込んで、仕分けファイルにできる。
説明書の使用例は、インデックスシートに「見積書」「提案書」と書いて取引先の営業管理。
「電気」「水道」と書いて家計管理。
「煮物」「揚げ物」と書いてレシピ集など。
……ふうん。使いではありそうだけど。
それにしても、この商品名、「AQUA DROPs」はいいとして「スケジュール&仕分けファイル」、そのまんまやんか。
もうちょっとネーミング、なんとかならんかったんかな。
商品そのものはシンプルでいいデザインなのに惜しいな。
私は最近、書類を案件別にクリアホルダーに入れて分類していますが。
今度は机の上がクリアホルダーだらけになって散らかるんですね。
特に困るのが、図書館のリクエスト票だとか、未整理のレシート類だとか衣料品リストだとか、年間家事一覧表のたぐい。
どこのファイルにも分類できないのに、唐突に必要になる書類。
しかたがないので、無印良品の半透明のスタンドファイルボックスに、そんな書類を入れてみたものの。
今度はすぐには探せない。
……ひょっとしたら、A4クリアホルダーごと挟める、このファイルなら何とかなるかも。
ということで買ってみました。
無色の乳白、1995円也。
家に帰って、さっそく、バラバラのサイズの領収書や、A4書類を入れたクリアファイルを挟んでファイルを閉じると……
確かに逆さにして振っても落ちません。
「綴じている」わけでも「ファイルに入ってる」わけでもないのに。
不思議だ。
……それにしても、やっぱり謎なのは、仕切り板の5つの穴。
付属の説明書には何も書いていないので、『株式会社リヒトラブ』サイトへ。
この商品の説明の動画がありました。
「書類はクリアファイルだと抜き差しが不便」
「ドキュメントファイルだと探しにくい」
「手帳に挟んでも、はみ出したり抜け落ちる」
……そうそう。
うなずきながら見ていると、仕切り板の穴の説明が出てきました。
この穴はファイルの仕切り板と、中に挟んだクリアホルダーをくっつきにくくする「空気穴」。
空気穴?
どうもようわからんな。
……ということで実験。
セロテープを貼って全部の穴をふさいでみました。
再びクリアホルダーを挟んでみると……
確かに仕切り板とホルダーがくっついてしまう。
無理やり引き離すというほど強い力はいらないけれども、イライラするくっつき方。
ファイルを綴じる時に、仕切り板とホルダーの隙間が真空状態に近くなってしまうからかもしれません。
それで空気穴を開けることになったんでしょうが。
そこまでして、この丸いファイルの背にかかる圧力で書類を固定する構造にこだわった理由を、リヒトラブの開発者から訊いてみたいですね。
でも、このファイルとテプラを使った書類整理、今から楽しみです。
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