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2011年07月23日

『仕事が「速い」人の習慣』

以前、ライターのセミナーで突然講師に指名された。

「あなたは400字詰め原稿用紙1枚を何分で書けますか?」
「遅いです。20分弱かかってしまいます」
「完成原稿ですよね。速い方じゃないですか」
「???」

日本商工会議所主催のワープロ検定3級の合格条件が10分間で400字。
そっくりそのまま見本を打ち込んだ状態の話だ。
白紙の画面に文章を作るのとは条件が違う。

ちなみに日商3級は持っているが、今のタイピングの速度は550字。
もうすこしで600字。
2級がとれそうなのに。

……ああ、もっと速く仕事したい。

この本では「即断即決、残業ゼロの仕事術」ということで、佐藤可士和、大前健一、小宮一慶、渡邉美樹、吉越浩一郎……
ビジネスの世界で「仕事が速い」と定評のある人々が、惜しげなく「速く仕事をするコツ」を披露している。

仕事が速い人とは

「自分の頭が整理できている人」「メールの返信が早い人」「リズム、テンポが速い人」「仕事の背景にあるものを想像できる人」「明確な志や夢をもっている人」

……常に問題意識を持ち、自分の得意分野を掘り下げ、仮説を立てて仕事の全体を把握し、失敗を恐れず、大体の方向性だけ決めて即座に実行、行動しながら軌道修正……。

「タイピング速度が」と悩んでいる場合じゃないような気がしてきた。

プレゼンテーションや会議、営業など、人と接する仕事時間を短くするコツも載っているが。
常にストップウォッチで自分の話す速度をチェックしなければならないほど、「短く簡潔に話すスキル」が求められているのか。
恐ろしい。

しかし、仕事を効率的にこなすためのノート術やクラウドのWebサービス。ネット上の情報検索のコツ、仕事が速くできるショートカットキーの使い方など、私の仕事がすぐにスピードアップできそうな情報もたくさん載っているのが、とてもありがたい。

ショートカットキーの操作は苦手だったので、これを克服できれば、すこし仕事の速度が上がりそうだ。

『仕事が「速い」人の習慣』 『THE21』編集部編 PHP研究所

posted by ゆか at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 本読みコラム | 更新情報をチェックする
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