システム手帳のバインダーは手に入れたものの、まだ中身のリフィルのすべてが決まっているわけではありません。
さて、どうしようか。
今のミニ6つ穴サイズの手帳から、バイブルサイズの手帳に切り替えるので、手帳の面積が1.6倍に増えるけれども。
今よりも、もっとうまく手帳を使いこなしたい。
『日経ビジネスアソシエ』の2011年11月1日・11月15日合併号を買ってみました。
『決定版・手帳術2012』特集。
雑誌のほとんどのページが手帳術で埋めつくされている内容の濃いもの。
今年の傾向は「デジタル機器と連動した手帳」。
スマートフォンでスケジュール管理し、思いついたことは手帳にメモする。
そのためにメモを書き込めるスペースを増やした手帳が多い。
……ふうん。
それやったらメモでもええやんか。
手帳やないとあかん理由ないで。
実は、私も先日iPhoneを手に入れました。
「せっかくiPhoneにしたんやから、スケジュール管理したらええねん。俺使ってるけど、結構便利やで」と夫は言います。
確かにiPhone4Sには、「カレンダー」「メモ」「リマインダー」などのアプリが内蔵されていて、「さあ、これであなたのスケジュール管理もばっちり。手帳なんかいらないよね」といわんばかりの状態。
しかしなあ……。
指先が太いせいか、よくキーを押し間違えるんだ。
タッチペンを買って、なんとかキーを打てるようにしたけれど。
メールの返信がやっと。
とてもじゃないけど、iPhoneでスケジュール管理できる自信がないですね。
さて、手帳特集に話は戻って……。
まずは読者の「手帳の達人技」特集。
23人のビジネスパーソンが自分の手帳術を披露。
色とりどりのペンで予定を書き込み、付箋をビラビラ貼って、シールやイラスト満載……
すごいなあ。
ほとんどの人が綴じ手帳で、1週間の時間を細かく管理できるバーチカルタイプの手帳を使ってる。
みんな小さな字で、びっしりと手帳に予定を書き込んで、「予定通りに」仕事をこなしてるのか。
いいなあ。
私は今、自分の生活時間の管理に困っています。
事務の仕事は「予定通りに」進むけど、執筆の仕事は唐突な予定変更が多いし、合間に家事もしなきゃならないし。
出たい会合やセミナーもある。
在宅介護もスケジュールに入れておかなければ。
在宅介護の恐ろしい点は、いつ終わるかわからないところ。
介護疲れで共倒れにならないために、「夫婦の時間」も意識的に確保しないといけないし。
どうしよう。
「仕事」時間術の本や、「仕事と子育て」時間術の本は豊富に出回ってるけれども。
参考にできる「仕事と在宅介護」時間術の本は、まだありません。
これまで働く女性にとって「在宅介護」は「失業」とイコールでしたから。
今後「仕事と在宅介護」ワークライフバランス問題は表面化するでしょうが。
仕事一直線で突っ走れるビジネスパーソンの「迷いのなさ」がうらやましい。
……なんだか「一人道なき道を進む」みたいな話ですが。
ぼちぼちマイペースでやりましょう。
この雑誌の手帳のカスタマイズ特集では、iPhoneポケットつき革カバーを自作する女性や、リフィルの両端に穴を開けて、左右どちらのページにもリフィルを自由自在に綴じられる工夫をするB5バインダー手帳派の男性が登場。
……一般人の手帳術もすごいな。
手帳と連動するデジタルグッズの紹介や、手帳用のペンやアクセサリー特集。
『ventus』でもおなじみ、「手帳王子」こと舘神龍彦さんの『MY手帳の探し方』講座や、アソシエ特製「0.9mmシャープペンシル」や「ラベルシール4色セット」などの付録もついていて、とても参考になる本でした。
よし、私も今年の手帳で何か新しい工夫しよう。
ラベル:手帳