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2006年09月12日

研鑽会(前編) 初参加の不安

私の通う道場で、合気会の偉い先生をお招きして研鑽会を行うことになりました。武道家は普段所属道場で稽古しています。
でも、時々「出稽古」……他道場の稽古に参加したり、所属道場以外の先生方の研鑽会に参加したりして、見聞を広めることも大事。

関西でも、全国各地から有名な先生が来られての研鑽会が盛んです。
大体週に1度の頻度で、関西のどこかで必ず研鑽会(特別講習会)が行われています。

出稽古や研鑽会に参加するには、相手方の道場の許可と、所属道場の道場長の許可が必要で、結構手続きが面倒……などと言っていてはいけないんですが。

「研鑽会? 合気会は、講習会のこと、そう言うんか。空手の特別講習会なら俺も出たことあるわ。芦原秀幸先生がまだ独立されてない頃、道場に、大山倍達先生が来られたことあってな。芦原秀幸先生でさえ、緊張してお迎えされとった。いつもの稽古と違うことやるから、色々発見もあるし、出稽古みたいな面倒な手続きいらんから、出た方がええで」 

夫にそう言われましたが、私のような茶帯(上級者)が出て失礼にならないのか心配で。

「研鑽会、盛り上げたいから、初心者のみんなにも出るように声かけてね」

更衣室で2段の女性有段者に頼まれました。

「でも、私たちのような、有段者でもない者が出ても、失礼に当たりませんか? 何か特別な稽古なら、ついていけないかもしれませんし」
「もう、なーに言ってんのよ」

彼女は顔の前で振りました。

「これは、お祭りみたいなもんなの。道場のみんなが参加して、賑やかにしないと」
「そうでしょうか」
「まあ、研鑽会と言っても、先生が違うだけで、普通の稽古と同じ方式だから大丈夫。初心者の子らにも、安心して参加するように伝えてね」
「……わかりました」

そうは答えたものの、私も内心不安。
筋肉隆々のいかにも「体育会系」の方が来られて、「気合が足りんぞ! ちょっと外を走って来い!」とか怒鳴られたり、竹刀で畳をバシバシ叩きながら厳しく指導されたりしたら……嫌だなあ。

仕方がないので、私が普段教えている初心者の女性たちに、声をかけてみました。

「その研鑽会に出ると、どんなメリットがありますか?」

質問したのは、私より年上の白帯女性。

「教える方が普段とは違う方なので、合気道の技について、新たな発見があるでしょう。稽古後は持ち寄りでパーティーがあり、薪で炊いた大鍋一杯のおでんも出ます」
「行きます!」

結局、何人か初心者や白帯(5〜3級)の人を誘うことに成功。

実は研鑽会の準備が大変。
講師の先生の送迎や接待、参加する他道場の人への連絡。会場の設営、料理の準備……
門下生が手分けして行うわけですが、当日、仕事の都合などで参加できない人もいて、常に人手不足。

私も仕事の帰りに参加することになるので、女性の担当、料理の準備ができません。
おでんの下準備の卵を100個茹でることや、持ち込まれた料理の盛りつけをなど手伝えなくて、本当に申し訳ないのだけれど……

そうこうするうちに、研鑽会当日がやってきました。

……次回に続く……
posted by ゆか at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 武道系コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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