彼は「スマートノート」を使って営業成績を飛躍的に伸ばしたそうだ。
岡田斗司夫は「小難しい話をする人」で苦手なんだが。
せっかくのお勧めなので読んでみよう。
読んでみると、この本はビジネス書に近い内容で意外にわかりやすい。
著者の発明品「スマートノート」を使って「なぜ私の本は売れないのか?」を分析した結果を、この本に生かしたそうだ。
なるほど。
この「スマートノート」の最終目標は「発想力」「表現力」「論理力」を高めて「天才」になって「成功する」こと。
スティーブ・ジョブズや北野武を目指せと言われてもなあ……。
それはさておき「スマートノート」は7つのステップで完成する。
まず一番簡単な「5行日記・その日の出来事をノートの見開きの右側に5つ書く」。
この「右側」というのが重要で、ノートの左側には思ったことを自由に書くのが基本。
第2段階「5行日記の内容を0〜5の6段階で自己採点」。
第3段階「論理訓練・その日の出来事を5つに限定せず自由に書く。
右側は考えたこと。
左側はそれに対する理由や反論を自由に書く。
第4段階「相手にノートを見せながらコミュニケーションする」
第5段階「今まで自分が書いてきたノートの中身や相手と話したことが「脳内リンク」し、新たな発想がどんどん出る」
第6段階「ノートで確立した自分なりの知識や教養と「物の見方」が融合して「見識」ができる」
第7段階「ついに世にでる!高い「発想力」「表現力」「論理力」持つ天才の誕生」
……私は目の前の難題を解決するのに忙しいから「天才になる」は、さておいて。
ノートの右に「課題」、左側に自由に連想したことを書く……
これは興味深い。
私も問題解決のために「思ったことを自由に書く」。
レポート用紙を使っているが、1枚目に課題を書いてちぎって横に置き、2枚目に連想を書くと効率が上がりそうだ。
よい本を薦めてくれた武道フォロワーに感謝。
『あなたを天才にするスマートノート』 岡田斗司夫 著 文藝春秋
ラベル:ノート
【関連する記事】
- 『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』
- 『基軸通貨 ドルと円のゆくえを問い直す』
- 『つくる仕事の一日』
- 『ずるい!ChatGPT仕事術』
- 『外資系コンサルが×AIのプロが教える 生成AI時代の「超」仕事術大全』
- 『ChatGPT攻略』
- 『実家スッキリ化』
- 『仕事でSNSを使いたいけど初心者の「やらかし」が怖いので弁護士さんに気になるこ..
- 『「AIクソ上司」の脅威』
- 『スピードも質も上がる!一生役立つ仕事術100』
- 『暮らしのヒント集3』
- 『インフレ・ニッポン』
- 『省エネのプロが教える みんなの節電生活』
- 『「国の借金は問題ない」って本当ですか?』
- 『ウクライナ・ショック 覚醒したヨーロッパの行方』
- 『すぐやる人のビジネス手帳術』
- 『最新版 定年までに知らないとヤバイお金の話』
- 『キーワードでまるごとわかる投資の教科書』
- 『人生が変わる紙片付け!』
- 『結局、老後2000万円問題ってどうなったんですか?』