「友達(Facebookの友人)」の7割は「社長」。
きっかけは、私が母校・大阪府立渋谷高等学校のウォール(掲示板)で、後輩と知り合ったこと。
兵庫県川西市で事業をしている後輩は、自分の「友達」を次々と紹介してくれた。
「社長が社長を呼ぶ」状態で、たちまち私の「友達リスト」は「社長」でいっぱいに。
Facebookは実名登録。
一日の行動を写真入りで克明に記録していくSNSなので、社長「友達」の日常を垣間見ることができる。
常にポジティブで勉強家。
神出鬼没の行動力。
グルメで頻繁に会合に参加し、毎日、朝早くから夜遅くまで働いているのに、休日には娘と公園で散歩する「家族の時間」も、ちゃんと確保している。
……うーむ。社長ってすごいな。
私も個人事業主、新米「社長」として、見習わなければ。
さて、この本は、『残念な人の思考法』シリーズで知られる山崎将志さんの最新刊。
「残念な人」とは、「能力も意欲もあるのに優先順位を間違えて結果の出せない人」のこと。
しかし、内容はタイトルとは逆で、「お金を稼ぐ人の時間やお金や頭の使い方」が中心だ。
「給料を上げる」には限界があって、「たくさん稼ぐ」には、自分でビジネスをするのが早道なのだそうだが。
「稼ぐ人」は、お金を「もらう」ものではなく、「自分が提供した価値に対する対価」だと考えている。
仕事時間は多く、時間感覚は厳密。
常に世の中の動きに敏感で、目標は高く、人のよいところを見る。
お金や時間の使い方は全部「投資」で、生活の固定費を減らし、チャンスには大胆にお金を使うが「元をとる」ことは考えない……
すごいな。サラリーマンとは全然違う。
社長「友達」のみなさんは、川西や西宮などの青年会議所を通して、地域のために尽力されている方が多く、いずれ、イベントを通じてお目にかかる機会があると思う。
それまでに、もう少し社長、「稼ぐ人」らしくなっておきたいものだ。
『残念な人のお金の習慣』 山崎将志 著 青春出版社
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