手帳を新しくしてから、とりあえずコクヨの「ドットライナーラベルメモ」の白を付箋として使ってますけど。
……なんか不満なんだな。
私はシステム手帳派。
月間カレンダーリフィルの間に、透明な下敷きリフィルを挟み、それに付箋を貼ってTODO管理するのが私のスタイルだけど。
最近、付箋は透明の方がいいような気がしてきました。
ポストイットやコクヨも透明フィルム付箋を売ってるんですが。
派手すぎる。
もともと付箋は「目立つ」目的で貼るものですから、派手な黄色だとか、目を奪う鮮やかなピンクだとかが多いんですが。
どぎつい色は見るのがしんどい。
「マスキングテープを付箋代わりに使う」という文具術を、mtのマスキングテープで試してみたけど。
マスキングテープって字を書くのが大変。
水性インクをはじくし鉛筆では色が薄い。
油性ボールペンで力を込めて書いて、やっと表面に字が書けました。
ふせん工房「エチケット」のような、淡い日本の伝統色やパステルカラーの透明付箋もあるけど……。
「新作「世界シリーズ・南極の白夜」セットがイメージに近いけど。水色や白はいいとして、グレーなんかどない使うねん。字が見えへんやんか。水色だけ売ってくれへんかなあ」と、『ふせん工房』のウェブショップをながめて溜息をついたりします。
もともと付箋は「色で分類する」機能もあるものですから、複数の色のセット販売が主流。
単色で売られていることが少ないんですね。
単色で売られてる無印良品の「貼ったまま読める透明付箋紙」は、半透明の白だけど。
文庫本や名刺サイズだから、大きすぎてバイブルサイズの手帳には使いにくい。
「わがままばっかり言いよって。水色みたいな、ややこしい色の手帳選ぶから、合わせる付箋の色に苦労するんやろが」と叱られそうな気がしますが……。
今年から使っている新しい手帳、ブレイリオ「グレイスフルカーフスキン」は、漆黒に近いネイビーの表紙とアクアブルーの裏表紙のコントラストが美しい手帳。
なぜ、こういう面倒な色の手帳を買ってしまったのか、最近まで自分でもわからなかったんですが。
どうやら無意識のうちに、開くと癒される手帳を選んだらしい。
「癒される」といっても、「手帳にピンクの毛皮の猫の耳と尻尾をつけました。仕事の合間になでると本当に心癒されますね」とは違う。
仕事の合間に手帳の爽やかなアクアブルーの裏表紙をながめて、コーヒーブレイクのような軽い気分転換がしたかったようです。
話は付箋に戻って……。
「しょうがないな。「エチケット」の白一色のをネットで買うかなあ」と悩みつつ、近所の東急ハンズに出かけると……
見慣れない透明付箋がありました。
赤や青や黄色などの無地。
ストライプやチェックなど柄入りのものもある。
透明だけど素材がプラスチックじゃなさそうだ。
なんだかわからんが「特許出願中」らしい。
これはPCM竹尾の付箋「PETA」。
50×80mmの「イエロー・スラッシュ」、薄い黄色の細かいストライプの入ったものを選んでみると、手帳の紙の色とよくなじみます。
貼ったりはがしたりを自由にできる点は、マスキングテープと同じだけど。
はがす時の感触は軽く、「ドットライナーラベルメモ」よりも紙にくっつきます。
付箋の裏を見ると、細かいドット状の糊が全体についている。
素材は無印の「透明付箋紙」と同じ、書き込む筆記具を選ばないトレーシングペーパー製ですが。
全面に糊をつける技術が「特許出願中」なのかな?
『株式会社PCM竹尾』サイトによると、この会社の母体は明治32年創業、紙の専門商社の株式会社竹尾。
ノートや封筒類、クラフト用紙やOA用紙を扱うメーカー。
紙一筋のメーカーが特許技術を引っさげて透明付箋界に乱入……
これは面白くなってきました。
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2012年02月07日
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