そんな人に「変わりたい」とは、いつも思っているし、「変わる」努力もしているつもりだけど。
なぜ、「変われない」のだろうか。
「変われる人」と「変われない人」の決定的な違いはなんだろうか?
著者は会員数20万人を誇るビジネス系メルマガ『平成進化論』の発行者で、これまで8000人のキーパーソンと会食してきた人。
ワールドコム日本法人の経営破綻で失業者になった著者が、今では複数の高収益企業の経営者。
劇的に「変わる」経験をした著者が、「変わる」ために必須の条件としたのは「ロールモデル(理想とする人物)の設定」だった。
「こうすれば変われる」という情報が書かれた本はたくさんあるが。
「ロールモデル」の見つけ方や、付き合い方、学び方について詳しく書かれたものは珍しい。
うーむ。私の「ロールモデル」、「この人のような人生を送りたい」と思う人……難しいなあ。
著者は、「さまざまな人(ロールモデル)と出会って理想の人生をイメージし、そのイメージを実現するための設計図を作ること」を提案する。
なるほど。「自分の芯」、人生の方向性がはっきりしていなければ、「こうすれば変われる」テクニックをいくら学んでも、「変わる」ことはできないのか。
『たとえ将来性があるのが事実だとしても、「その世界は自分にとっての適所でない」「自分はその世界では適材になれない」と思うなら、その世界に足を踏み入れる必要はないでしょう』
……執筆の仕事を本格的にはじめて2年半。
ずっと、自分にとっての適所を探しているが、まだそれがわからない。
人工透析の義母を引き取り、介護に振り回されて、いつのまにか「自分の芯」がぶれていたから、適所を見つけられないのかもしれない。
もう一度、「自分の芯」について考え直してみたいと思う。
『変われる人』 鮒谷周史 著 かんき出版
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