来年の手帳が数多く売り出されるシーズンになりました。
最近「4月始まり」とか「9月始まり」とか、色々なタイプの手帳が出回っているので、年中新しい手帳は手に入るのですが、私はやはり、この季節に来年用カレンダーと一緒に、新しい手帳リフィルを手に入れたい。
さて、来年はどんなリフィルにしようか……
「能率手帳」で有名な、鞄本能率協会マネジメントセンターのサイトを見ていたら、『あなたにぴったりの手帳を見つけます! 手帳診断』がありました。
4つの質問に答えたら、自分にぴったり合ったおすすめ手帳を紹介してくれるそう。
面白いのでやってみました。
「Question 01 1日のアポイント・打合せが3件以上ある。NO」
「Question 02 手帳でメモをたくさんとりたい。またはちょっとした日記などをつけたい。YES」
「Question 03 1冊の手帳でプライベートと仕事などのスケジュールを分けて管理したい。NO」
「Question 04 表紙は仕事に使えるシンプルなデザインが欲しい。YES」
その結果は……
『あなたはのんびりおおらかさんタイプです。細かいことにはこだわらず、落ち着いてどっしりと構えるタイプ。ちょっとしたアイディアの書き込みや、打合せメモとしても便利なシンプルで記入スペースの多い手帳がおすすめです。』
……おかしいなあ、私はよく「大雑把な乱暴者」と人によく言われるけれど。
そして、おすすめの手帳は……
2007年版【1月始まり】能率ダイアリーメモリー3(ブルー)A5サイズ 税込み1470円!
「なんでやねん! なんでそんな、でかい綴じ手帳使わなあかんのや!」
思わず、PCの画面にむかって叫んでしまいました。
確かに「ブルー」だけは当たっているけど、あとは全部はずれでしょう。
現在、私は、6つ穴式ファイロファックスのシステム手帳(コバルトブルー)でスケジュール管理をしていますが、職場はルーティンワークで、打ち合わせはメモで事足りる。
ファイロファックスは持ち歩くのにかさばるし、重い。
そこで、荷物の多い出勤時は、TO DOリストを転記したロディアを持ち歩くのが習慣になっています。
それなのに……なぜに今のシステム手帳より、大きな綴じ手帳をすすめるのでしょう。能率協会は。
ところで最近、執筆関連の資料が増えて、スケジュールと資料をファイロファックス1冊にまとめきれなくなりました。
そこで、ファイロファックスの前任のシステム手帳、ブルーの「LACEE(ラセ)」が資料用として復帰。
ラセは、そのネーミングからフランス製の手帳を連想させますが、実は日本のレイメイ藤井社製。
型押しの牛革と、頑丈なことで有名なドイツのクラウゼ社の金具を使用。
上質ですが手頃な価格の手帳です。
使い始めて4年目で、手帳の角が擦り切れてきていたのと、ベストエッセイ獲得記念を兼ねて、今の手帳に買い換えたわけですが、擦り切れ部分は意外に簡単に修復できました。
実は、ラセのクラウゼ社製の手帳用金具は大変秀逸。
安物のバインダー金具は、頻繁に開閉しているうちに金具の継ぎ目がずれて、挟んだリフィルが引っかかって破れたりすることがあります。
でも、これはそれがない。
ファイロファックスの軽快な開閉も魅力的ですが、クラウゼの「任せておくんなせえ」と言わんばかりの重厚な開閉も頼もしい。
システム手帳選びでは、よく金具のリング径が問題になりますが、開閉は使ってみないとわからない。
実際に見本の手帳をさわってみて、確かめないとダメですね。
さて、バインダーも決まったし、いよいよ来年の手帳リフィルを買いに行かなければ。
ラベル:システム手帳
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クラウゼはバインダー金具の専門メーカーで、とても品質がいいと聞いたことがあります。
私はここ数年クオバディス ビソプラン(マンスリー)を愛用しております。
来年の手帳は、10月頃にすかさずゲットしました。