どんどん増える文具雑誌。
……しかし、全部置いておくスペースがない。電子化に向けて、とりあえずスクラップしなきゃ。
本を電子化するには、本を断裁して一枚ずつスキャンするのが、スタンダードな方法なのですが。
最近の文具雑誌は、すぐに内容が古くなる最新文具紹介ページばかりなので、まるごと一冊電子化するほどのことはないしなあ。
必要なページだけでいいよなあ。
このスクラップ作業、普通のカッターナイフでは意外に難しい。
力加減を間違って必要のないページまで一緒に切ってしまったり、紙がひっかかって、ゆがんで切ってしまったりして、ストレスがたまります。
やっぱり、スクラップ専用の一枚紙切りのカッターナイフが必要か……
ということで、買ってみました。
オルファの「キリヌーク」。
昭和31年、板チョコにヒントを得て、世界で初めて「ナイフの刃を折る」カッターナイフを発売したオルファの製品。
『オルファ株式会社』によると、グッドデザイン賞受賞、2011年日本文具大賞受賞、2012年ドイツ国際文具見本市クリエイティブ・インパルス審査会年間最優秀ツール部門大賞受賞……
世界的に評価の高いカッターナイフです。
「キリヌーク」の優れた点は、本体内蔵のバネが刃先にかかる圧力を一定に保ち、力加減に左右されない安定したカッティングが可能なところ。
本体背面のアジャスターで圧力の強さを無段階調節できる。
薄い新聞紙から厚い雑誌の切り抜きまでできる……ということになっていますが。
「厚い雑誌」って具体的にどのくらい?
「キリヌーク」で切れる紙の厚さの限界って?
葉書や名刺のような厚手の紙は切れないの?
説明書には「薄(MIN)新聞など」「厚(MAX)雑誌など」。
『背面のアジャスターを、切る紙の厚みに合わせて調整します』とあるだけ。
ところがユーザーには「紙の厚み」はわからない。
困りましたねえ。
一般的に紙の厚み(メートル坪量・1メートルあたりの重さ)は「g/u」で換算します。
『株式会社第一印刷』によると、チラシが52.3g/u。
文庫本本文・週刊誌本文・チラシ・コピー用紙が64.0g/u。
文庫本本文・週刊誌本文・チラシ73.3〜79.1g/u。
週刊誌本文・リーフレットが81.4g/u。
ファッション雑誌本文・リーフレットが84.9〜104.7g/u。
週刊誌表紙・パンフレット・DM葉書が127.9g/u。
ファッション誌表紙・パンフレット・ポスター、DM葉書・名刺が157.0〜209.3g/u。
項目が重複しているのは、チラシやDM葉書に使われるのが、上質紙かコート紙かアート紙かによって、紙の厚みが変わってくるためらしい。
『KDM文房具研究室』では、新聞紙が43〜52g/u。
コピー用紙が約64g/u。
官製葉書が209.5g/u。
新聞紙は葉書の4分の1の厚みということになりますね。
実際に、いろんなものを「キリヌーク」で切りまくってみると……
厚い葉書や名刺は切りぬけません。
次に厚みのあるファッション誌表紙やパンフレットは、ものによっては切れないことも。
ということは、確実に切り抜ける「雑誌」は週刊誌の表紙あたりなのかも。
試しに「厚(MAX)」に合わせて新聞紙を重ね切りすると4枚が限界。
紙の厚みでいうと、「キリヌーク」で切れる紙は43〜200.0g/u弱の範囲なのかなあ。
しかし、これでも「切る紙の厚みに合わせてアジャスターを調整する」は、ユーザーにとって至難の業。
ただ、紙はスイスイ切れるので、スクラップ作業そのものは楽しくなりそうです。
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2012年06月12日
この記事へのコメント
僕の経験から言いますと、定規を強く当ててむしりとるのもいいですよ。手元に何もないときなど、記事の周囲に折り目をつけ、そこをなめてちぎりとることもあります。
Posted by 摂津 at 2012年06月12日 14:40
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