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2006年12月05日

やる気になったか伊東屋

アクセス解析によると、この2ヶ月ほど、「銀座・伊東屋オリジナル文房具」のコラムにアクセスが集中。
  
これは、ひょっとして、「伊東屋についてのコラムを」という来訪者の皆様のリクエストか?

そう思って、久しぶりに伊東屋のサイトをのぞいてみました。
確かに、前よりは品数が増えているけれど、ワキ文具(大阪のネットショップ)ほどじゃないなあ。

前回、コラムを書いた時、妹と「伊東屋は東京地区限定で商売するつもりなんかね」という話をしていましたが。

結局、私は伊東屋のオンライン会員にならず、繁華街のLOFTで、『伊東屋オリジナル・カラーチャート・タブレットケース』を買ってしまいました。
伊東屋オリジナル文房具は、郊外のショッピングモールや、繁華街の百貨店やLOFTでも売っているし、送料より電車賃の方が安いので。

まあ、しかし、伊東屋も伊東屋なりに努力しているらしい。

私は一通りオンライン・ショップ・コーナーをながめました。
システム手帳はバイブルサイズのみ。
アシュフォード、ITOーYAオリジナル、ファイロファックスだけか……。

ところが、そこで、伊東屋が面子をかけた(?)商品を発見。
ファイロファックス85周年の限定品。
『ピアッツア』と『イートン』。直輸入世界限定各200冊。

まず『イートン・スペシャルエディション』。
黒のバイブルサイズ6穴。レフィルと85周年記念ウォレット付き。
『最高級ラインのETONに85周年のロゴを施したオーガナイザーとウォレットがセットの限定モデルです。柔らかなベルベットのような手触りのラムスキンに押された85周年ロゴが際立ちます』。
お値段は89,250円!
うわっ! 高っ!

次に『ピアッツア・スペシャルエディション』。
黒のバイブルサイズ6穴。レフィル付属。素材はスムースイタリアンレザー&24金メッキチェーン。
『ステッチもゴールドで、さり気なさのなかにも品を感じさせます』。
お値段は50,400円。
うーむ。これはすごい。

両方とも『在庫残りわずか』になっているところをみると、世の中には『限定』という言葉に弱い人が多いらしいですね。

そして、何より驚いたのが『CRANEアウトレットコーナー 20%引き』。
米ドル紙幣も手がけるアメリカの有名な製紙会社、クレイン社のギフトカードやレターセットがなんと2割引。

「もう一声! 3割とか半額にまからんか?」というのは関西人の発想で。
今までの「いつ、どのようなお客様が来られても同等のサービスができるよう、値引きは一切いたしません」という伊東屋の感覚から想像すると、2割引でも、清水の舞台から飛び降りるような心境だったのでしょう。

最近は、ワキ文具や信頼文具舗などのネットショップ。
神戸の老舗ナガサワ文具センター。
グッドデザイン賞受賞商品に的を絞ったアシスト・オンなどの新興勢力も台頭。
「東京の伝統ある文具百貨店」の伊東屋も、今までのように、東京地区限定で殿様商売を続けていられなくなる危機感を抱いているのかもしれません。

私は、文具ブームはブームで終わらないと感じています。
誰のそばにもあって、手ごろな価格で良質な物が手に入り、しかも、個人の微妙な使い勝手(筆圧・書き味・感触など)に対応できる豊富な種類がある。
その上、選び方によっては、持ち主の知性やポリシーなども、周囲の人に伝えることができる……

優れた日本の文化の一つではないかと思います。
posted by ゆか at 11:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 日常コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
舘神です。
伊東屋は、リアル店舗も増えているようです。たとえば、横浜高島屋の文具売り場は、前は自前だったのですが、今は伊東屋になったそうです。
あくまでこの事実からの想像でしかありませんが、伊東屋はこれからリアル店舗も増えていくのではないでしょうか。
Posted by 舘神龍彦 at 2006年12月06日 10:28
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