A4レポート用紙と手帳リフィルはエトランジェ・ディ・コスタリカ。
職場のメモ帳はライフ・クリッパー……
しまった!
私ってマニア?
この本を読むまで、私はそれに気づいていなかった。
『手で書くことが楽しくなる大人のためのちょっと贅沢なノートと手帳』の副題通り、この本は2006年秋現在の上質な手帳やメモ、ノート類を美しい写真で紹介。
ノートの構造やその名称。
手帳用ペンなど役立つ手帳・ノート周辺グッズ紹介。
皮革製品の手入れ法。
お気に入りノートにおしゃれな文庫カバーをつける提案。
能率手帳の歴史。
システム手帳各ブランドの紹介。
ファイロファックス手帳の分解写真。
舘神龍彦さんのシステム手帳がもっと楽しくなるテクニック集。
旅行やレストラン、レシピ専用ノート。
色鮮やかな美篶堂ノート。
ロディア専用カバーの紹介など……
単なる各ブランドの最新商品の紹介にとどまらず、『ノート・手帳・メモを自分なりに、いかに楽しく使うか』の提案が満載。
実は、私は今まで、執筆活動上で大きな仕事をした後、システム手帳を高級なものに買い換える習慣があった。
ところが、2004年に作品が文藝春秋のベストエッセイに選ばれた時、廉価版とはいえ、ファイロファックスを買ってしまい、内心「もう私は頭打ちかなあ」と不安になっていたのだが、この世界は広かった。
ファイロファックスの最上級手帳はPCよりも高い。
それに、エイの皮やクロコダイルを使ったロディアのカバーや、カーフを使ったA4レポートパッドを持つのも楽しいかも……
次に大きな仕事をしたら、何を買おうかな。
わくわくしながらページをめくり、読み終わった後、「まだまだ私はがんばれる」と明るい気分になった。
システム手帳、ロディア、モールスキン、クオバディス、ルーズリーフ、リングノート……
手で字を書くことが好きな人なら、誰でも楽しめる本だ。
『NOTE&DIARY Style Book』 えい出版社
ラベル:システム手帳
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