この油性ボールペン、なめらかな書き心地は気に入っているんですが、一つ問題が発生。
時々、字を書いている最中に、筆記線にインクの塊ができてしまう。
いわゆるボールペンの「ボタ」という現象ですが、字の途中にインクの塊が出ると見苦しいし、手帳やノートだと、閉じた時にボタの部分が他のページに移って汚れたりする。
それが増えてきているは最近のことだから、ボールペンのせいというより、字を書く時に変な癖がついているのかもしれません。
ちなみに『ゼブラ株式会社「お客様相談室」』が、この「ボタ」問題について詳しいです。
ボールペンは、ペン先にあるチップ先端部のボールが回転することで、紙の表面にインクが転写されて、字を核ことができる仕組み。
ところが、この時に、紙と接していない部分のインクが、ペン先に少しずつ溜まり、ある程度の分量になると紙に落ちてしまう。
これが「ボタ」になるわけです。
『ボールの回転が一定方向に続くと、上記要因によりインク溜り(ボタ)が発生しやすくなるため、本体の持つ位置を時折り変えると多少軽減されます』
……そうか。ボールペンを時々回しながら使うといいんだな。
ただし、このサイトの次の言葉がいけない。
『しかしながら現状はどの油性ボールペンをご利用いただいても“インク溜り(ボタ)”は発生してしまいます』
……うーむ。困った。
書き癖を修正しても、ボタ問題は完全には解決しないのか。
『油性ボールペンに比べ、インク溜りの少ないジェルインクボールペンをご利用いただくことも一案と思われます』
……なんだか巧妙にジェルインクボールペンを売り込まれてるような気もするけど。
ついでに、このサイトのトップページで興味深い新商品を発見しました。
「プレフィール」。
ユーザーがペン軸とリフィルを自由に組み合わせられる商品です。
ペン軸は3色ホルダーと4色ホルダーの二種類で、色はブラック、ライトブルー、ピンク、マゼンタ、ホワイト。
その他、数量限定カラーでアンティークホワイト、ピーコックグリーン、パッションピンク、ディープレッド、ナイトブルー。
水玉模様のついたドットライトブルー、ドットピンク、ドットホワイト。
色もデザインも明らかに女性向けで、そこがユーザーを限定していない三菱鉛筆「スタイルフィット」と違うところかも。
そして、このリフィルがすごい。
プレフィール専用シャープペン芯が、0.3ミリ、0.5ミリ、0.7ミリの3種類。
ジェルボールペンが「サラサ」で0.3ミリ芯と0.4ミリ芯が各10色、0.5ミリ芯が黒、青、赤、緑の4色。
油性ボールペンリフィルが「ジムノック」の0.7ミリ芯。色は黒、赤、青、緑。
油性とジェルインクの中間の性質を持ったエマルジョンインクのリフィルは「スラリ」、0.3ミリ芯が黒、青、赤、緑の4色で、0.5ミリと0.7ミリ芯は11色。
いったい何通りの組み合わせができるんだろう。
「スタイルフィット」のゲルインクボールペンリフィルの16色に比べると、色数は少ないものの、「プレフィール」は油性、ジェル、エマルジョンと、ボールペンインクの種類そのものは多いですから、ひけをとらないものかもしれない。
ちょっと興味が出てきましたね。
特に油性ボールペンリフィルに使われる「ジムノック」は、「ジェットストリーム」に切り替える前に使っていたボールペンなので、それほど抵抗がないかな。
また楽しみなボールペンが登場してきましたね。
ラベル:ボールペン