『@tategamit: ♪仕事が終われば さて手帳 計画どこまでできたかな 時間の見積もり段取り予定の通りだったかな 遅れが出てたら気を取り直して 原因考えて方法みつけてメモ作ったらまた明日 手帳開けば 手帳開けば 運も開けるよ #手帳音頭だよー』
「@tategamit」とは、出版フォロワー(出版に関わるTwitterの友人)で、『使える!手帳術(日本経済新聞出版社)』の著者でもある、「手帳王子」こと手帳評論家の舘神龍彦さん。
その舘神さんが青いハッピを着て歌って踊る『手帳音頭』の動画は、すでに再生回数800回を超える人気。
ちなみにこの書き込みは、その歌詞です。
……なんだかよくわからんことになってきたなあ。
舘神さんのブログ『館神blog』によると、この『手帳音頭』が知られることになったきっかけは、2011年のNHK教育テレビ『めざせ!会社の星』。
舘神さんがゲスト出演した時に放映された手帳オフ会の映像に、冗談半分で作られた「手帳音頭」の発表の様子が写っていたそうです。
もっとも、放映時にできていたのは「♪手帳開けば手帳開けば運も開けるよ」のはサビの部分だけで、『手帳音頭』全体が完成したのは今年の初めだったらしい。
それが9月11日の「第2回文具祭り」披露され、USTREAM中継をきっかけに『手帳音頭』は、KKベストセラースの『すごい文房具デラックス』に掲載。
現在では『すごい文房具デラックス』サイトでも、『手帳音頭』の動画を見ることができます。
文字通り『♪手帳開けば手帳開けば 運も開けるよ〜』のような展開。
この頃「手帳で夢がかなう」という考え方について、ちょっと懐疑的になっていたけれども……夢がかなわないのは、やっぱり私の努力不足なのかねえ。
一方、文具フォロワー(文具愛好家のTwitterの友人)のhoririumさん(@horirium)が主宰する『日本手帖の会』は、首都圏各地で「手帳100冊書き比べ総選挙!!」という楽しそうなイベントを開いています。
文具各メーカーの有名手帳が勢ぞろい。
100冊全部に自分の筆記具で字を書いて、紙の質やインクの色や書き心地などを試せる。
この「実際に試せる」というイベントは大変魅力的。
私も大阪文具会の「OKB48ボールペン総選挙(48本の有名なボールペンを実際に試し書きして、お気に入りのものに投票する選挙)」に参加したことがありますが、これは面白かった。
大きな文具店でも、そんなにたくさん試し書き用のペンを用意してくれるところはないですから。
有名ブランドの評価の高いペンがしっくりこなかったり、自分が使ってみようと思ったことがないペンが、意外に書き心地がよかったり。
やっぱり実際に試してみないとわからないことが多いですね。
ましてや試し書き用に100種類もの手帳を用意してくれている店はありません。
「手帳100冊書き比べ総選挙!!」……大阪でもやってくれへんかなあ。
最近、文具愛好家は、自分の文具へのこだわりを発信して、文具愛好家同士の交流を深めるするだけでなく、こういう体験型イベントを開いて、「文具そのものを楽しむ」ようになってきているんですね。
また、イベントの数も増えているので、そのチャンスも増えてきている。
仕事の合間をぬって、できるだけ参加したいものですね。
ラベル:手帳
手帳音頭をご紹介いただきありがとうございます。
手帳音頭は、歌詞を覚えることで手帳活用が身につくことを狙っています。イロモノみたいに思えるかもしれませんが、決してそれだけではないんですよ。
それから、「♪手帳開けば〜」のところは、まあ願望というか。思えば必ずかなうわけではないですが、思っていないことはかなわないですからね。
それから手帳100冊総選挙を企画しているのは私の手帳オフによく来てくださる方々です。一つのエントリーになったのは、偶然かもしれませんが、つながりがあったわけです。
では今後ともどうぞよろしくお願いします。