そろそろ観念して来年の手帳を決めなくては。
仕事で使う「執筆業務管理表」など、手持ちの書類はほとんどA4だから、来年から手帳のサイズをA4に変えて、書類をA4で統一してみようかとも迷ったんですが。
……よく考えてみると、「仕事の締め切り日」「仕事の見込み所要時間」だけ手帳に書いて、自分で把握できていれば、業務管理表を持ち歩く必要はないのでした。
今年は秋の初めから仕事と入院でバタバタしていて、じっくり手帳を選ぶ余裕がないまま年末になってしまったので、とりあえず、今使っているバイブルサイズの手帳を使い続けることに。
でも、あくまで「とりあえず」であって、来年の途中で違う手帳にするかもしれない。
最近は魅力的な手帳がたくさん出回っていますから。
「日本手帖の会」のhoririumさんによると、来年の手帳を10冊買った人もいるとか。
「10冊も手帳買うてどないすんねん」と思う方もおられるでしょうが、書きたいテーマ別に手帳を使い分けているのかもしれない。
その一方で、美崎栄一郎さんは、「気に入った手帳があれば、すぐそれに乗り換える。古い手帳のスケジュールをコピーして、新しい手帳に貼りつければOK」という「手帳遍歴」をすすめられていたし……。
「一つの手帳への執着」から少し開放された方がいいかもしれないけど。
今年はもう半月しかないから、それは来年の課題ですね。
私の使うシステム手帳のリフィルはシンプルで、「カレンダー型月間スケジュール」「見開き2週間スケジュール」「5mm方眼罫メモ」だけ。
工夫の余地がほとんどないのです。
余裕があったら、レイメイ藤井の『システム手帳職人』を使って、オリジナルリフィルを作りたかったんだけど。
……これは「来年気が向いたら」ということにしよう。
来年の月間リフィルと見開き2週間リフィルは、今年使っていたダイゴーのものにしました。
日付の数字がシンプルで見やすいのです。
ただ、ノックス「5mm方眼罫メモ」は紙が薄すぎて、ボールペンの字が裏移りしてしまうので、メモは片面だけ使うことになってしまってる。
そこだけはなんとかしたい……。
東急ハンズの手帳売り場で、ノックスの「5mm方眼罫メモ」リフィルの新商品を発見。
万年筆に対応した30%厚みを増した厚口メモ用紙です。
「ノックス」の手帳用紙は軽さを追求した薄いDP(デザインフィル・ポケットブック)用紙が基準になっていますが、厚口メモ用紙は書き心地を重視したMD(ミドリ・ダイアリー)用紙。
「ノックス」も「ミドリ」も紙メーカーの株式会社デザインフィルのブランドで、DP用紙もMD用紙も自社開発された特殊な紙です。
薄口DP用紙は100枚で厚さ7mmという極薄の硬質な紙。
厚口MD用紙は50枚で5mm、DP用紙にくらべると柔らかい。
パッケージに「万年筆にもお薦めです」と書かれているところをみると、「DP用紙って万年筆じゃ書きづらいわ」というユーザーの苦情があったのかもしれない。
MD用紙にボールペンで試し書きしてみると、DP用紙と違って裏移りしない。
紙の表にも裏にも字が書ける。
……これは「当たり」だったかもしれないな。
ちなみに、MD用紙リフィルは「5mm方眼罫」「無地」「横罫」の3種類。
ただし、発売はバイブルサイズのみ。
綴じ手帳と違って、システム手帳は極端にデザインを変えられるわけじゃないけど、地味ながら進化できるものなのですね。
来年は、もう少し真剣に手帳選びに取り組んでみたいと思います。
ラベル:手帳
紙の質やペンとの相性、めくりやすさとか、大きさまで、選択肢が豊富ですものね〜。
みなさん、悩んでますよね。