池上彰さんの『先送りできない日本』の続編。
この本の出版後、政権交代が起きたが、私たちは何を「選んだ」のだろうか?
この本の『日本の10の課題』と現状を比較した。
2014年4月の『消費税増税』時の「消費税還元セール」は禁止、本体価格と税額を別に示す「外税」方式が認められた。(日本経済新聞3月12日)。
『社会保障問題』、社会保障制度改革国民会議は高齢者の負担増や支出抑制策を検討中(日本経済新聞3月13日)。
輸出増の機械メーカー、原材料高で経営が悪化する化学や食料品メーカー、『日本の製造業』は円安の影響で明暗が分かれる(日本経済新聞3月12日)。
『領土問題』、安倍首相が北方領土問題解決に意欲を見せ(読売新聞3月5日)、谷内元外務事務次官は、「尖閣諸島問題は国際司法裁判所で必ず勝てる」と強気(NHKニュース3月12日)だが、岸田文雄外相と韓国の尹炳世外交通商相の電話会談では、竹島領有権問題などへの言及を避け、日韓関係改善に向けて意思疎通することで一致した(日本経済新聞3月14日)。
『日本維新の会』は、憲法改正を明記した「小さな政府」を目指す党綱領原案を発表(読売新聞3月14日)。
『大学の秋入学』について東京大の浜田純一学長は「社会の条件が整わないといけない。事実認識としては困難だ」と述べた(読売新聞1月18日)。
日本維新の会が『教育委員会制度』廃止を含む議員立法11本の法案を提出(日本経済新聞3月14日)。
安倍首相はオバマ大統領との会談で『原発ゼロ』の方針を白紙に戻すと伝えた(日本経済新聞2月23日)。
自民党は比例定数を30削減して150とし、うち60を得票数2位以下の政党に配分する『選挙制度改革』を発表。(毎日新聞3月15日)。
『震災がれきの処理』は東北3県合計で46.3%(日経ビジネスオンライン3月11日)。
……ちゃんと「選択」できたのだろうか。
不安になってきた。
『日本の選択』 池上彰 著 角川書店
ラベル:政治
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