無駄に時間ばかりが過ぎていくような気がする。
どうしたらいいんだろうか……。
著者は人材コンサルタント。
リクルートや人材コンサルティング会社を経て、「就活」「働き方」について執筆や講演をしている人。
この本によると「忙しさ」には、任される仕事量が多い物理的なものと、心に余裕がない状態の心理的なものがある。
内閣府や厚労省の統計では、日本人の総労働時間は減っているが、調査に出てこないサービス残業は増えている。
仕事量そのものが増えているので、「忙しいのは要領が悪いから」ではないらしい。
著者自身、「時間管理の下手な自分」に悩み、午前4時に起きて朝活をしたり、『7つの習慣』や『TIME HACKS!』などの時間術に挑戦したりしたが、効果がなかったという話は興味深い。
そんな著者が経験から導き出した「気持ちよく」「無理をせず」「怒られない程度に仕事の成果を上げる」時間管理術とは……。
「仕事の優先順位やスケジュール管理を先輩から教わり、担当業務のスキルを上げ、仕事を効率化する小技を真剣に考える」
「平日に早く帰る日を作り、仕事も遊びも楽しむ」
「仕事環境の整理整頓、物の置き場を増やさない」
「製造業には時間管理のヒントが多い」
「無駄に迷う時間をなくすために食べるものや服装などの定番品を決めておく」
「急ぎの用事は電話で」
「ソーシャルメディアとはほどほどにつきあう」
「意識的に「休む」癖をつける」
「気分転換には甘いものが効果的」
「時間割を作って自分の可処分時間を知る」
「時間を買い、他人に頼る」
……誰にでもできそうなことばかりでありがたい。
だが、「未来のために時間を投資する」は盲点だった。
日々の仕事に追われていて、時間配分の主導権を自分で握れない状態では、「時間を投資する」ことができないからだ。
しかし、自分の可処分時間を知り、そこから少しずつ時間配分の主導権を取り戻していけばいいと知って、安心した。
まずは時間割作りだ。
『「すり減らない」働き方』 常見陽平 著 青春出版社
ラベル:時間術
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