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2013年07月06日

『みるみる仕事が片づく! 公務員の時間術』

公務員に時間術?


必要なのか? 

公務員の時間感覚は大雑把だと思っていたのだが。

実際「トロトロすんな!」と、役所の窓口で怒鳴る人を大勢見てきたから、「公務員=ダラダラ仕事する人」のイメージを持っているのは、私だけではないと思う。

この本の著者は足立区総務課長。
公務員も「仕事以外の仕事時間」、例えば子育て、地域活動、趣味などに当てる時間を作り、人生を充実させるために「公務員のための時間術」が必要と提言。

この本で、「1Fm(1ファイルメーター 書類を1万枚積み上げた高さ)」という単位があることを初めて知ったが、一般的な事務職員が抱えている書類の分量は、1〜3Fmだという。
なんだか見当のつかない仕事量だが、公務員も大変らしい。

「締め切りまでに上司が設定した及第点をとるのが仕事。及第点をとったら、早く自分の想定した合格点を下げて妥協し、次の仕事に移る」

……私は「仕事」というものを、そこまで割り切れていなかった。

「所要時間の分からない仕事を安請け合いしない」

……執筆業務管理表と進行表で、すべての仕事の所要時間をデータ化している私には、突然上司から、「所要時間のわからない仕事」を指示される公務員が気の毒に思える。

「仕事のプロセスに「やりがい」があり、仕事の結果に満足感、達成感が得られれば、無意味に目立つ必要はない」

……公務員が仕事で目立ったら、内部の人間関係がギスギスするらしいので大変だ。

経営者をはじめ、民間の仕事熱心な人は「オン(勤務時間中)」「オフ(勤務時間以外)」の時間の境目が曖昧になりがちなのだが、著者は『休日を生きるために仕事する』と断言し、オフ時間は仕事のことは一切考えないようにするべきだと主張する。
そのあたりが、やはり公務員らしい。

実務レベルで使えるテクニックが豊富に掲載されているので、公務員でなくても、仕事の「オン」と「オフ」の区別をつけたい民間企業の人にはお勧めの本だ。

『みるみる仕事が片づく! 公務員の時間術』 定野司 著 学陽書房
ラベル:時間術
posted by ゆか at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 本読みコラム | 更新情報をチェックする
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