私は長年MDを愛用していたのですが、ついに再生用ポータブルMDが寿命。
あわててSONYのデジタル・ウォークマンを買ったはいいけれど。
問題は音源の整理。
MDだけで400枚、CDが300枚、テープが50本ほど。
レンタルCDをコピーできたもの。
コピーガードがかかっていて、やむなくMDで録音したもの。
昔のテープ音源しかないもの……
いろんなものがまざっていて、いちいちリストを作るのも大変。
この数なら目印をつけて整理した方が早いな。
とりあえず音源を聴いて中身を確認して、「CD音源あり」「MD音源のみ」「テープ音源のみ」「確認済み」「要調査」「デジタルオーディオ移行処理済み」のものに分類。
色を変えたシールを貼るとして……
難儀なのはMD。
テプラでタイトルのラベルを作って貼ってあるのですが、ラベルにシールがくっつきにくいし、4mmの狭い幅に合うシールはなかなかない。
手帳用シールでも大きいんです。
しかも、MD、CD、テープと、750本分の音源に複数種類のシールを貼るとなると、かなりの手間がかかる。
マジックで印をつけようとしたんですが、テプラのテープはPETフィルムで、インクを弾いてしまう。
……弱ったなあ。
悩みながら楽天で文具を検索していたら、思わぬものに出会いました。
「グリッターグルー」……
カードや絵手紙、POP用に使われる「色つきの糊」です。
糊の老舗『ヤマト株式会社』によると、この糊にはラメが入っていて、チューブを押すとペン先ほどの細い出口から糊が出てきます。
これで字を書いたり絵を描いたりして1時間ほど待つと、糊が乾いて透明になって、ラメの部分だけが残る仕組み。
これを使って、マチ針ほどの印をテプラのラベルの上につけて乾かすと、きれいなラメの目印が残るはずだ。
よし。
大粒の単色ラメが入った「クラシック」、蛍光カラーの「ネオン」、複数の色のラメが混ざった「カーニバル」と3タイプのシリーズがありますが……。
どうせ色で分類するなら、ついでに仕事の効率が上がる配色にしてみたいなあ。
「色と集中力」について調べると、非常に興味深い記事がありました。
少し古いデータですが、IT技術者向けサイト『ITpro』に載っていた『おまけTips 色と集中力 (2008.6.30)』。
プログラマは、画面に集中してコードを書かなければならない仕事。
「集中できる色」は黄、青、赤らしい。
『黄色背景に赤字や青字という設定では眼の疲労が増してくるので、青背景または赤背景(真っ青、真っ赤ではなく、ややトーンを落ち着かせるといいです)で、カーソル行を黄色にするというのがバランスとしていいでしょう』
「黄色背景に赤字や青字」
「青背景や赤背景でカーソル行を黄色」
……うーむ。私には思いつかなかった組み合わせだ。
いつも原稿をWordの「白背景に黒字」で打ってるけど、「集中力」の観点から考えると、あんまりよくないのかもしれない。、
ちなみに、色彩心理学では「精神に刺激を与える赤」「集中力を高める青」「判断力をアップさせる黄」「コミュニケーション力を高めるオレンジ」「安心感を与える緑」「ストレスを軽減させる紫」「信頼を集める藍色」「女性的な愛らしさを表すピンク」「こだわりや強さのを示す黒」「従順、清潔感を意味する白」「気持ちをすっきりさせる銀色」「権力と経済を象徴する金色」ということになっています。
ここはスタンダードに「グリッターグルー クラシック(シルバー、ゴールド、ポピーレッド、ロイヤルグリーン、コバルトブルー、パープルの6色セット)」を選んでみました。
仕事効率を意識した配色の「糊」を使っているせいか、どんどん分類作業がはかどっています。
実にありがたいことです。
ラベル:仕事