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2013年10月01日

夢の「万能ノート」?

「筆記具」「手帳」「ノート」……


文具愛好家の「こだわり」の対象になることが多い文具。
特にノートには、サイズ、筆記具の相性やインクのにじみ具合などの紙質、罫線の色やレイアウト、デザインと、さまざまな「こだわりポイント」があるわけですが。

実は私はノートが苦手。
ノートの弱点は「綴じてあること」。
書いてる時は楽しいけど、どうしても時系列に書くことになって、後で「あの案件どうだったかな?」と思った時、探すのに苦労するので。
案件の数だけノートを持ち歩くのも大変だし、今ではレポートパッドを持ち歩いて、書いたものは家でちぎって分類しています。

……レポートパッドで思い出したけど、そういえば、この前、日本文具大賞を受賞した「ルーズリーフパッド&ホルダー」
製造元のマルマンがやっていた「使い方キャンペーン」の結果はどうなったんだろう? 

結果が気になったので『マルマン株式会社』サイトへ。
最優秀賞や優秀賞の受賞者は発表されてるけど、「ルーズリーフパッドの使い方」は紹介されてなくて残念。
その代わり、耳慣れない言葉の特集記事がありました。

『ファイルシステム』

自宅の仕事場で、最短時間で書類を探せる整理術を研究中の私としては、非常に気になる。
で、このページを見てみると、さらに興味深い言葉が……

『夢の「万能ノート」バインダー+ルーズリーフ=ファイルシステム』

この商品カテゴリ「ファイルノート」の写真に載ってるものは、どう見ても「バインダー」だけど。
製造しているマルマンが、なぜか「これはファイルノートである」と主張しているので、とりあえず「ファイルノート」ということにしておきましょう。

基本的に「ファイルノート」の使い方は、「リーフ1枚につき1案件だけ書く」。
後でバインダーからリーフをはずし、インデックスタブ・リーフを使って、テーマやタスク別に分類するためです。

このコーナーでは、ほかにも「バインダー」、もとい「ファイルノート」ならではの使い方が紹介されています。
「ページをバインダーからはずして、多人数で同時閲覧」……資料を無駄に作らなくてすむし、複数プランも比較検討しやすい。
「ポケットリーフに地図やチケットを入れ、必要最小限のページだけ持って出張を身軽に」
「ルーズリーフに旅行や家族のデジカメ写真を直接印刷し、ポケットリーフに絵はがきやチケットを入れて「旅ノート」に」
ページを差し替えられる特徴を生かして「子どものためのプライベート絵本」。
「プロットや構成を考えるクリエーターに」。

ここで私が注目したのは「理想のダイアリー兼ノート」。
リーフをバインダーにセットする……これはシステム手帳と同じ構造です。
紹介されているのは、見開き1ヶ月の「月間ダイアリー」リーフ と、1日を3分割して細かくスケジュールが書ける「週間ダイアリー」リーフ。
両方ともB5で26穴、質のよいことで知られるマルマン自社生産の紙を使用。
このリーフを、ほかのルーズリーフと一緒にバインダーにセットすれば、手帳とノートが一冊ですむわけです。

ちなみに、一番薄いプラスチックの「インスピアー」タイプの「バインダー」、もとい「ファイルノート」でリング経が9mm。
背幅は15mmだから、昔のバインダーに比べると、かなり薄くて軽い。

……うーむ。面白いな。

新しいシステム手帳を選ぶ時、重いのが嫌でA5サイズをあきらめたのですが。
これはリングがプラスチック製のバインダーだから、A5より大きなB5でも軽い。
ちょっと気になる手帳ですね。

私が学生の頃よりも、軽量でシステマティックに進化しているバインダー。
マルマンが「これは従来の「バインダー」ではなく、新しい「ファイルノート」である」と主張するのもわかる気がしてきました。
ラベル:手帳 ノート
posted by ゆか at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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