他の書類と同様にA4で統一するか。
カレンダー欄だけをコンパクトな手帳で持つか。
携帯に予定管理だけを移行するか……
迷いつつも、東急ハンズの手帳売場を見て回ります。
ハンズのオリジナル手帳よりも、品揃えの多さで目を引いたのがマークスの「EDIT」。
色鮮やかな表紙や、1日1ページスケジュール欄の自由度の高いデザインなどが高く評価され、2012年に日本文具大賞デザイン部門グランプリと、グッドデザイン賞を受賞している手帳です。
この手帳も、他のメーカーの手帳と同じように、年々改良が重ねられていて、2014年版の1日1ページ手帳の「デイリー・プランナー エディット」は、王子製紙と共同開発したオリジナル手帳用紙「NEO AGENDA U FOR EDIT」を使用。
軽く薄いのに適度な紙腰で、インクの乾きが早く裏抜けしにくいエコロジーな森林認証紙。
「ほぼ日手帳」「ジブン手帳」のトモエリバー、システム手帳「ノックス」のデザインフィル・ポケットブック用紙、ミドリのMD(ミドリ・ダイアリー)用紙、東急ハンズのオリジナル手帳用紙など、最近はメーカー各社が手帳用紙に力を入れてますね。
私は紙質に左右されにくい油性ボールペン派だけど。
万年筆や水性ボールペンユーザーにとっては、書き味だけでなく、インクのにじみ具合も大問題。
日本手帖の会主催の「手帳100冊!書き比べ総選挙」が人気イベントになるわけです。
さて、『株式会社マークス』によると、「EDIT」のサイズは4種類。
1日1ページタイプがA5、B6、B7。
マンスリータイプがB6スリムサイズ。
リフィル単体も売っていますが、カバー表紙が多彩で楽しい。
アンティーク風に加工した黒や茶のイタリア牛革製「メルヴェイユ」。
インド産牛革のシックな色合いの「ノーブル」。
クロコ型押しの合皮カバー「クルール」。
色鮮やかなイタリア製合皮「スープル」。
イタリア製合皮の黒い表紙にカラフルなコバ塗りが目を引く「スープル・ブラックマジック」。
ペンや付箋などを収納できるスライドジッパーつきの「ストレージ・イット」。
ロンドン発の情報誌「モノクル」や、写真家のレスリー・キー、蜷川実花とコラボした限定版カバーなどなど。
この手帳の使い方の公式ガイドも、サイトで一緒に販売しているので、「1日1ページも何書くねん」と悩む人も安心です。
『重さや厚さは手帳選びの大切なポイントの1つです。「1日1ページダイアリーは重そう…」「持ち運びたいけど、厚いとかさばりそう…」なんて思っている方も少なくないのでは? B6サイズはなんとコンビニや自動販売機でよく目にするコーヒーやジュースのボトル缶(275ml)とほぼ同じ重さ。全く気にならない、とまでは言えないにしろ、ストレスとまでは感じさせないほどよい重さです』
……ボトル缶と同じ重さって「ほどよい重さ」かなあ?
『また、厚さも1.7cmと、少し厚めの文庫本程度。使っていくうちに膨らんでいきますが、そんな姿も愛着が沸いてきそうです』
……今のシステム手帳と同じ厚みなんだ。
しかも、さらに「膨らむ」のか。どうしよう。
私の鞄の中には……
手帳、財布、携帯、デジタルオーディオプレーヤー、筆記具、レポートパッド、資料の書類、本、化粧ポーチ、常備薬、日傘、水筒、気温調節用のストール。
遠出だったら、ポメラと充電地も必要。
だから手帳は軽くしたい。
「EDIT」は社会人の荷物が多いことに配慮したのか、手帳の重さも明記されていて親切です。
A5が430g、B6が290g、B7が100g、B6スリムサイズが110g、ちなみにiPhoneは140g。
「やっぱり手帳は1kgなければ」という人は、あんまりいないと思うので、他のメーカーも、手帳の重さを明記してくれると選びやすいんだけどなあ。
で、さんざん手帳売場で迷いに迷って、結局何も買えずに帰ってきてしまったダメな私。
なんとしても、今年中に来年の手帳を決めなければ。
ラベル:手帳