関西の大手事務用品商社・株式会社日興商会から、事務用品展示会の『第48回NIKKOフェア』の招待状が届きました。
同封のパンフレットによると、平成26年2月6・7日、兵庫県尼崎市にて開催。
参加企業団体80社以上。
無料ビジネスセミナー、文具・パソコン・タブレット・周辺機器の体験コーナー。
新作事務用品の展示、文具即売会など盛りだくさんな内容で、文具の試供品がもらえて入場無料。
布テープバッグや、アルバムアート、ガーリーテプラの手作り体験もできるのか。すごいな。
そうそう。「テプラ」といえばキングジム。
最近は原稿も「ポメラ」で打っているので、キングジムは私の仕事には欠かせない文具メーカー。
この展示会にも出展しています。
パンフレットによると、デジタル文具を主体に展示するらしい。
ということで、予習のつもりで『株式会社キングジム』サイトへ。
そこには驚くべき情報が載っていました。
「カメラ付マウス発売」
……不可解だ。マウスにカメラをつける意味がわからん。
デジカメじゃあかんのか?
ちなみに「ventus」に文具メーカーのサイトの話ばかりが出てくるのは、私が書き手だからです。
作り手としては、どうしても「開発者は何を考えて、その文具を作ったか」が気になってしまう。
ニュースリリースによると、この新商品はマウスの底にカメラがついたもの。
使い方は……
あらかじめ付属CD−ROMから専用ソフトをインストール。
ソフトを立ち上げて、底面の切り替えカバーをスライド、カメラを起動させる。
パソコン画面をカメラのディスプレイ画面として使い、マウス横のシャッターボタンを押して撮影。
専用ソフトで画像編集。
なるほど。この商品の実体は「常時ケーブルでつながった状態の簡易デジカメ」か。
デジカメと違うところは、「画像データが直接パソコンに自動的に取り込まれ、データ転送に時間がかからない」「画像1枚当たりのデータ容量が約300〜500KBなので、データを圧縮せずにメール添付が可能」
確かに、デジカメからパソコンにデータ転送したり、メール添付のために、画像を適当なサイズに圧縮するのは面倒ですね。
この「マウス付カメラ」の性能ですが……
写真撮影、ビデオ撮影、QRコードスキャン、マイクが必要だけど録音可能。
編集機能はトリミング、輝度、コントラスト、ぼかし調整、ペンツール、テキスト入力など。
もちろん印刷もできる。
センサーは光学式で1200dpi、画像は約200万画素 。
撮影サイズは最大1600×1200ピクセル。
保存形式は画像がJPG、BMP、PNG。
ビデオがWMVとAVI。
オーディオがWMAとWAV。
電子メール、プリンタ、Facebook、Twitter、Flickr、YouTubeで共有可能。
……意外に優秀だ。
しかし、これだけのカメラ機能をマウスに搭載しなきゃいかん理由がわからんな。
ニュースリリースによると、「カメラ付マウス」はビジネスマンや学生や研究者向けに開発されたもの。
画像を載せた企画書や報告書やレポート、動画を載せたネットショップのサイトなどの更新にも便利。
デジカメを買ったはいいけど、画像処理が苦手で使いこなせる自信がない私としては、この商品、すごく気になる。
「カメラ付マウス」は2014年1月31日発売だそうなので、うまくいけばNIKKOフェアで試せるかもしれません。
楽しみなことですね。
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