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2014年03月01日

ノートの力

まもなく新学期。

近所のスーパーの文具売場に、春向けのノート類が並びはじめました。
私の目を引いたのはナカバヤシの商品。
色鮮やかなPP表紙で、背の部分がリングタイプのA5サイズのノート。

それにしても変わったノートだ。
普通、リングタイプのノートは、背の部分全体にリングがあるものだけど、このノートは、リングが背の上下の部分にしかない。

中身は実線の横罫線だけど、横罫線と同じ幅で点線が縦に走っている。
さらに横罫線と横罫線の行間に3本、等間隔の点線が走っているし、ページの上下に妙な印がついているから、方眼罫じゃないな。
方眼罫好きの私としては、この奇妙な罫線レイアウトは気になるけど。

リングタイプのノートは表紙が柔らかい。
レポートパッドのように、立ったまま筆記できないところが難点なんですね。
仕事柄、突然、机や椅子のないところでノートを書くことになる機会が多いので。
クリップボードにノートを固定して、立ったまま筆記する方法もあるけど、そこまでしてリングタイプのノートを使う必要があるかなあ。

結局、買わずに家に帰りました。
しかし、あの罫線のレイアウトは気になる。

『ナカバヤシ株式会社』サイトで調べてみると、謎のノートの正体は「スイング・ロジカルノート」のWリングタイプ。
去年10月発売の新商品。
表紙はPP、色はピンク、オレンジ、イエロー、イエローグリーン、スカイブルー、ブルー、バイオレット、ブラックの8色。
紙の表紙で色違いのA4サイズのノートもあるところを見ると、社会人の購買者を狙ってますね。
独特の罫線レイアウトは、2009年、ナカバヤシが高学歴芸人のロザンと学生向けに共同開発したもので、「きれいな字が書ける」のが特徴。

横の罫線を行間を点線で3分割することで、読みやすい大きさの字が書ける。
大文字と小文字のある英文も記入しやすい。
縦の罫線に書き出しの字を合わせると、段落がきれいに揃います。

縦の罫線と横の罫線の幅が同じで、数学や理科などの図や表を楽に作成できる。
ページの上下についている目盛りは、目的に合わせてページを縦に2、3、4分割できるように設定されている。
背表紙の上下にしかないリングは、記入する時に手に当たりにくいようにするためのセパレートリング。
切り取りやすいミシン目つき。

なるほど。よくできたノートですね。
これは気になる。

私の悩みの一つが「字が汚い」ですが、最近、パソコンを使えば使うほど字が下手になるような気がする。
日商ワープロ検定3級を持っていて、なまじタイピングの速度が手書きより早いから、ついついキーボードで文章を打ちたくなる。
そうすると、だんだん漢字が思い出せなくなって、さらに字に自信がなくなって、キーボードに頼る。
これではいかん。

ボールペンを太字1.0mm芯のジェットストリームにして、ゆっくり字を書くように心がけて、ほんの少しマシな字になったような気がするけど。
「スイング・ロジカルノート」の「きれいに字が書ける」罫線。
魅力的ですね。

文字というものは、一つ一つの字が美しいことも大事なんですが、行間や字間が揃っていると、一つ一つの字が下手でも、すっきり見える。
もし、このノートと同じ罫線のレポート用紙があれば、ちょっと使ってみたい。

商品検索したら、「ロジカル罫線」のレポート用紙も販売中。
とりあえずレポート用紙をネットで買ってみることにしました。
「ロジカル罫線」のレポート用紙の使い心地、楽しみです。
ラベル:ノート
posted by ゆか at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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