ここで気になるのはコクヨの「ジブン手帳」。
「何をやらかすかわからん文具メーカー2大巨頭」のコクヨのことだから、今年も何か改良を加えているに違いない。
『コクヨS&T株式会社』をのぞいてみると……やっぱり。
2012年に発売された当初「家族5人分、40年間の人生設計表」がついていることで話題になりましたが、次の年にはさらに進化した「ジブン手帳」が発売されました。
結局「1冊買えば40年使える」というわけではないのですね。この手帳。
「ジブン手帳」は3冊がワンセット。
「2015 DIARY」(予定と記録用)」の両側に「LIFE(長期記録用)」、「IDEA(アイデア用メモ)を差し込んで、カバーをかけて使うものですが、今年から手帳本体のページのアルファベットが見やすくなり、ページの角はめくりやすい角丸仕上げになりました。
にじみが少なく、文字が裏うつりしにくいトモエリバー手帳用紙を使ったの方眼罫のメモ帳「IDEA」は、紙の四隅をペンで黒く囲み、コクヨのスマートフォン専用アプリ「CamiApp(キャミアップ)」で撮影すれば、自動で傾きやゆがみを補正し、書いた内容をきれいにデータ化できる。
スマートフォンで撮影したデータって、面白いように入力できるけど、後で整理するのが大変だからなあ……と、先日待ち受け画面用の画像の整理で大変な目にあった私は思います。
最初に分類ルールを決めておきましょう。
トモエリバー手帳用紙を使い、24時間軸で構成された「2015 DIARY」は、予定以外にもTODOや天気、日の出・日の入り、食事や一日の感想まで記録できるところに、読みたい本・見たい映画を書きとめるとレビュー集が作成できる「本リスト」「映画リスト」が追加。
全部書くのが大変そうだ。
長期保存に適したコクヨオリジナル用紙の「MIO PAPER(澪ペーパー)」を採用しライフログ手帳「LIFE」は……。
「家族5人分の40年間の人生設計表」「通年記念日(誕生日や記念日が書ける365日の記念日表)」「緊急連絡簿」「パスワードヒントリスト」など、ただでさえ盛りだくさんな内容に、生き方を見つめ直せる「人生でやりたい100のリスト」も登場。
「要は去年より書かなあかんところが増えわけやな」と、げんなりされる方もおられるでしょうが。
書きたくないところは白紙のままで、書きたいところだけ書く……そんな手帳との気楽な付き合い方があってもいいと私は思います。
ラベル:手帳