Amazonで10月27日23時25分付けのランキングを調べてみました。
1位が佐々木かをりさんが監修したイー・ウーマン「アクションプランナー2015手帳 リフィル 2015年1月始まり ウィークリー」。
時間管理専用の手帳のシステム手帳リフィル。
システム手帳が一番人気とは意外な感じがしましたが、よく考えるとシステム手帳本体じゃなくてリフィルなのに、2980円(税別)はいいお値段。
2位はコクヨ「2015年1月始まり Campusダイアリー A5 ウィークリー・バーチカルタイプ」。850円(税別)。
なんでしょうかね。1位の手帳との価格の落差は。
価格が安いといっても、裏写りやにじみが少なく、書き心地のよいことで定評のあるキャンパスノートと同じ紙でできていて、年間カレンダー・年度計画表・見開き1週間(時間管理用の週間予定欄)と横罫ノート欄がついています。
薄く軽く、A5サイズの手帳カバーを被せると見栄えがいい。
コストパフォーマンスが高いかも。
『コクヨS&T株式会社』によると、2004年から発売されている「Campus ダイアリー」の2015年版は5タイプ。
見開き1カ月のカレンダー型のシンプルな「マンスリータイプ」。
月間と週間が上下で分かれて別々にページをめくれる。
月間予定を確認しながら直近の予定を週間ページに記入できる「マンスリー&ウィークリー・セパレートタイプ」。
Amazon人気2位、時間単位でスケジュール管理できる「ウィークリー・バーチカルタイプ」。
左がスケジュール、右がメモ欄になった「ウィークリー・ホリゾンタルレフトタイプ」。
ペンホルダーとカバーのついた「スリムB5サイズ・カバータイプ」。
このスリムB5サイズは縦252ミリ×横146ミリの特殊サイズですが、「キャンパスダイアリー」シリーズはB5(182ミリ×257ミリ)より小さな「セミB5(179ミリ×252ミリ)」という特殊サイズの商品が豊富です。
私も合格した文具知識能力検定を主催する『文房具屋さんドットコム』によると、昭和38年ごろまでは、文具メーカーがノートを作る時、1枚の原紙から正規のB5サイズの紙を「8丁取り」していたのですが。
その後、コストダウンのために原紙を「9丁取り」にして、紙のサイズを小さくしたノートをメーカー各社が発売。
本来のB5より少し小さいので「セミB5」と呼ばれ、昭和40年に定められたJIS規格にも採用されています。
ちなみに3・4位も「キャンパスダイアリー」シリーズで、5位がコクヨ「2014年11月始まり ジブン手帳 ファーストキット」3750円(税別)。
うーむ。グッドデザイン賞を受賞して、手帳愛好家の間で大人気の「ジブン手帳」が1位じゃなかったとは意外。
しかも「ジブン手帳」の最大のライバルが、同じコクヨの「キャンパスダイアリー」だとは。
「ジブン手帳」はスケジュールだけでなく、夢やマネープラン、やりたいこと、人生計画など、さまざまなことを書く欄があります。
綴じ手帳って、なんとなく「記入欄を全部埋めなきゃならん」みたいなプレッシャーがあって私は苦手。
今もリフィルを自由に選ぶことのできるシステム手帳派ですが。
「最低限必要な機能があって、安くてシンプルで、1年分のスケジュールが分かればいいや」と、気楽に手帳を選ぶユーザーも意外に多いのですね。
ラベル:手帳