関西でも「手帳100冊!書き比べ総選挙!!」が行なわれましたが、残念ながら発熱で参加できませんでした。
今年も風邪気味ではあるものの、今行かないと、来年また発熱で倒れているかもしれない。
ということで、雨の中、大阪会場へ。
大阪会場は、梅田の丸善ジュンク堂のエスカレーター前特設スペース。
学校の教室の3分の1程度の面積で「手帳100冊を集めた」割にはスペースが狭い。
よく考えたら、手帳のサイズは最大でもA4だから、それほどスペースがいらないのでした。
14時ごろで参加者は30人ほど。
男女比では女性が7割。
白いジャンバーを羽織ったスタッフが、アンケート用紙をセットしたクリップボードを配っています。
ペンを持っていない人に、油性、水性、ゲルインクのボールペンの中から、好きなペンを試し書き用に貸してくれるサービスもあって親切。
私が手帳に使うのはコクヨの「鉛筆シャープ」と、三菱鉛筆の油性ボールペン「パワータンク」。
万年筆ユーザーほど「書き心地」は気にしないけど、レイアウトを参考にしたい手帳はいくつかある。
ただし、手帳は「100冊」ではなく114冊。
並べ方が「メーカー名50音順」でもなく「サイズ別」でもない。
「エントリー順」で並んでいるので、目的のはっきりした人は、お目当ての手帳を探すのに苦労することになります。
ずらりと長机の上に並ぶのは、メーカー名と価格、商品情報とシールを貼る欄がついた解説用紙とともにナンバリングされた手帳。
シールは1人あたり3枚。
女性は赤で男性が青。
試し書きして気に入った3冊の手帳にシールを貼って投票し、その評価や「気になったが投票しなかった手帳」についてアンケートに記入するルールです。
それぞれの手帳に様々な色のペンで文字が書き込まれています。
大創産業の100円手帳「ダイスキン」には「紙が薄い」。
「イーウーマン手帳」には「こんなに書き込む予定はない」。
東急ハンズ「B6バーチカルウィークリー」には「緑の罫線が見にくい」。
厳しい指摘も多いけれども、手帳メーカーにとって来年の手帳を改良するための貴重なデータです。
さっきからスタッフが手帳に何を書いているのかチェックしに来ている。
正体がバレたな。
参加できるかどうかわからなかったので、アポイントは取らなかったし、会場の雰囲気をレポートしてみたかったので、あえて潜入取材を試みたのですが。
「なんとなく」手帳を選んでいる人々の中で、つい真剣にメモを取りすぎて目立ってしまったらしい。
それにしても手帳の数が多い。
机の上の手帳を手にとって、中身を確認し、実際に書き込んで紙質やインクのにじみや裏写りをみる。
これを何十回も繰り返すと、さすがに足腰にこたえますね。
気がつくと20冊の試し書きとメモだけで1時間半経ってました。
真剣に手帳100冊全部に試し書きしてみたい方は、所要時間を4時間程度見積もった上、水筒と折り畳み椅子と愛用のペン持参で臨んでください。
3のグッドデザイン賞「プレイオフ Jライン」、113の「ガントチャート トルノフスキー」、101の「スライド手帳」に1票ずつシールをつけ、受付にアンケートを返しました。
「フェイスブックなどでも発表しますので、ぜひ我々の総選挙の結果をご覧ください」
女性代表者から「日本手帖の会」の名刺と、ナガサワ文具センターの10%引券を手渡されましたが。
残念ながら時間切れで買物できませんでした。
実は「手帳総選挙」は地域によって1位を取る手帳が違います。
大阪では「ジブン手帳」と「ほぼ日手帳」が人気でしたが、全国の会場の得票数を集計するので「今年人気1位の手帳」は何か全然予想できません。
集計結果が楽しみです。
ラベル:手帳
端の方に余裕をもたせて椅子を置ければとも思いますが、今後の検討課題にするよう手帖の会の西日本メンバーに申し伝えます。
でも、楽しんでいただけたのであれば、それはとても嬉しいことです。ありがとうございました。
来年もできるように頑張りますです。って、まずスライド手帳が選定されるよう頑張りますです、はい。