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2015年08月08日

『預金バカ』

ユーロの買い時……


ギリシャ危機の真っ最中、6月末の同窓会での話題だった。

居合わせたのは税理士とファイナンシャル・プランナー。

「ドルが100円前後の頃、ちょっとだけ外貨やったけど難しいね。元本割れしなかったけど、最高値の手前で売ったり、最安値の手前で買ったりする悪い癖があって、あんまり儲からなかった。投資とかに向いてないみたいで」

私がそう言うと、税理士は「絶対無理! 最高値と最安値を狙うなんて、誰にもできへんよ」と大笑いし、ファイナンシャル・プランナーは「さっさとFP取って真面目に資産運用しなさい!」と怒った。

確かにFPは経理の延長線上にある資格だが……

実は外貨預金の話には後日談がある。

義母の在宅介護のための家探しに忙しくなって外貨預金をやめた後、銀行から電話があった。

「住宅ローンをご融資いたします」
「は?」
「お客様のお取引状況を調べましたところ、大変失礼ながら、絶対に貸し倒れにならない方とお見受けしました」

マンションを買って在宅介護がはじまり、しばらく投資から遠ざかっていたが……。

この本の著者はセゾン投信株式会社の代表取締役社長。
預金していても、銀行は国債を買うばかりで企業にお金は回らないので、雇用は増えず、景気はよくならない。
企業や消費者が笑顔になるためには、将来性のある企業に長期投資する投信を行うべし……と主張しているが、どうなんだろうか。

あの当時、儲けることよりも「資産運用とは、どんな感じのものか」に興味があった私は、FXではなく、少額の外貨普通預金を慎重に売買し、投信や株はやらなかった。
複数の投資入門の本に『初心者は自分が理解できていない仕組みの金融商品には手を出さないこと』と書いてあったからだ。

投資信託は5000円から積み立てでき、資産運用のプロ任せだから初心者でも安心……とも書いてあるが。
銀行が太鼓判を押した慎重派の私は、きちんと勉強しないと投資できそうにない。
我ながら困った性分だ。

『預金バカ』 中野晴啓 著 講談社
タグ:ドル 銀行
posted by ゆか at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 本読みコラム | 更新情報をチェックする
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