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2015年08月15日

空白(前編)黙考

「合気道に戻らないのですか?」



先日の緑友会(大阪府立渋谷高校同窓会総会)の席上で。
居合3段弓道3段の同級生の質問。

どういうわけか、この質問をするのは合気道をしない人々ばかりなんですね。
と思っていたら……

「そろそろ稽古にも顔出してくださいよ」

車検の打ち合わせに訪れた同門の後輩のダメ押し。

稽古を再開するのを迷っているのは、自分と合気道との距離感がつかめないからです。

『合気道の技は人格の現れであるから、人それぞれで違うはずであるし、違わなければ不自然である。そのためには、最大公約数の稽古だけでなく、個人的、個性的な稽古をしなければならないことになる。つまり、自分自身に責任を持たせるような稽古、ということである。もちろん、これは容易ではない。指導者のやるよう、いうようにやる方が容易であるし、責任転嫁もできる』

『佐々木合気道研究所』には、厳しいお言葉が載っています。

自己責任の稽古……「稽古の目標を明確にすること」

最近はじめた茶道。
茶道の先生も似たようなことをおっしゃいました。

茶道を極めようとすると作法だけでなく、和書漢籍、書画骨董、懐石料理、着物や活け花や節句の知識など、日本の伝統文化について広く深い知識が必要。
芸事では一番ハードルが高いものかもしれません。

師範免状と取って教室を開く。
客人をもてなすために由緒ある高価な茶道具を集める。
自宅に茶室を建てる……

さまざまな目標があります。

ちなみに、私が出かけているのは、日本民家集落博物館の江戸時代の数寄屋造りの茶室で行われるお茶席。
観光地なので、茶道を知らない人も多いのですが、「どんなに相手が無礼でも、一期一会、誠心誠意もてなす」という「茶人の矜持」のようなものにひかれました。

茶道での目標は、「盆点前(自宅でできる一番簡単なお点前)を作法通りにできて、体によい抹茶を飲む習慣をつけること」「公民館や日本庭園などで開かれる茶席で、周りの客人にご迷惑にならない程度の作法ができること」。

この程度で十分です。

合気道の稽古の目標……

入門当時の目標は「喘息に効く丹田呼吸法を習得するためのスタートライン・初段を取る」。
これだけしか考えていなかったので、目標をクリアした後のことは考えてなかったのですね。

せっかく同門の人が誘ってくれているのだし、久しぶりに稽古を見学しに行ってみましょうか。

……次回に続く……
タグ:合気道
posted by ゆか at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 武道系コラム | 更新情報をチェックする
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