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2016年01月14日

硬直(後編)陽虚

陽虚(ようきょ)……


東洋医学でいう「体が冷えやすい体質」ですが、「冷えてきた」という自覚症状がないことが多いらしいのです。

夫は大東流合気柔術2段。
柔術の「骨接ぎ」や「経絡(ツボ)」の知識が柔道整復や整体に発展していったので、東洋医学に詳しい。

「そもそも女は脂肪が多いから体の表面が冷えやすい。それを手首やら足首やら、むき出しにしてるから悪いんじゃ。細う見せようと思うて丈短い服着るのはやめとけ。あれは内臓に悪い」
「内臓に?」

夫の表情が険しくなりました。

「お前も武道家なら、手首足首がツボの塊なんは知っとるはずやろが……さては最近サボっとったな」

図星。しばらくツボの本を読み返していませんでした。

「自分の健康にも関わることやねんから、ちゃんと勉強しとけ。大体、この寒いのに裸足やったり腕まくりしとるからあかんのや。真面目に靴下履くとか、手袋するとかしとけ。温めるよりも冷やさんことの方が先や」
 
うーん。「冷える」と「カイロとか唐辛子とかショウガで体を温めないと」と思いがちですが、言われてみれば「保温」の方が簡単ですね。

WHO準拠の『ビジュアル版 経絡・ツボの教科書(兵頭明著 新星出版社)』によると、足首のくるぶしには疲労や老化防止に効果のある「少陰腎経」や、視力減退や関節痛に効く「厥陰肝経(けついんかんけい)」。
手首の出っ張った部分には、ストレスや循環器系疾患に効く「少陰心経」や、咳や喘息などの呼吸器疾患に効く「太陰肺経」のツボが密集しています。

これはいかん。
手のこわばりもよくないけど、手首を冷やすと喘息にもよくないとは。

あわててレッグウォーマーとアームウォーマーを買ってみました。
つけてみると「暖かい」というよりは「ほっとする」感じ。

特にアームウォーマーはいいです。
下着がシャツやセーターより短い分だけ、肘から手首の部分の保温ができてなかったんですね。

そして「手のこわばり」が治ってきました。
「冷え」が原因だったようですが、保温すれば治るって……わかりやすすぎるな。私の体。

それにしても、レッグウォーマーとアームウォーマーをはずすと、心もとない感じがするようになったというのも、ちょっと困るんですが。

「年をとるって、こういうことなのね」……と妙に感慨深かったりします。
タグ:ツボ
posted by ゆか at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 武道系コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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