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2017年04月21日

保険と人生

ファイナンシャルプランナーになった途端、お金の話が増えました。


お金の話はプライベートなことだから、極力話題に出さないように気をつけているものの……

もし私に子どもがいたら、こんな歳になってるだろう……そんな年齢の若者たちが一生懸命働いて苦労しているのをみると、「住民税が下がるかもしれないから、ちゃんと確定申告しときなさいよ」などと、よけいなおせっかいを焼いたりするのです。
先日も、知り合いの若い女性から相談がありました。

「保険について聞きたいんだけど。どんな保険に入ったらいいんでしょう」
「保険会社の窓口に行ったら?」

FPの世界には「実務家」と呼ばれるFP専業の方、税理士や社労士や宅建士などの士業と兼任される方、保険や銀行などで働いていて業務上資格を取る方、主婦や学生で自分の人生設計のためにFPを取る方……さまざまな立場のFPがいます。

そして「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」「リスクと保険」「金融資産運用設計」「タックスプランニング」「不動産運用設計」「相続・事業承継設計」の6つの分野、どこの出身かによって専門が違います。

私は22年の義母の介護の間、医療費と介護費に悩まされました。
医療費や介護費や税金を安くするには複雑な申請書を書かなければなりません。
税(所得税)や社会保険の知識が必要です。

一昨年、義母を見送りましたが、今度は自分たちの老後が心配。
最新の社会保険のことを勉強し続けたくてAFP(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)になりました。
だから専門は「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」。

「業務上資格取ってる保険会社のFPの方が、最新の保険に詳しいよ」
「嫌です。よくわかんないうちに保険勧められるじゃないですか」
「そんなことないはず。ちゃんと説明してくれるよ」
「何の保険かけていいのかわかんないのに、保険屋に行くのは怖いじゃないですか」

……確かに彼女の不安もわかります。

「本気で相談したいんだったら、貯金、給料、家族の年齢や収入、持ってる保険や不動産の価格とか全部聞いて、資金計画提案書も書いて、きちんとアドバイスするけど。お金をもらうよ」
「うーん。それは……ひょっとしたら、このまま一生独身かもしれないし。種類だけでも」

「しょうがないなあ。ヒントだけ出すよ。まず生きてる時にお金が出るやつ(生存保険金)がいいか、死んだら出るやつ(死亡保険)がいいか?」
「死んでからもらったって、しょうがないじゃないですか。生きてるやつです」

「じゃ、病気やケガの時もらえる(医療保険)のがいいか、年取った時にもらえる(個人年金保険)のがいいか」
「やっぱり病気が心配」
「保障が一生続くやつ(終身保険)か、一定期間保障があるやつ(定期保険)か」
「やっぱり一生続くやつですね。時々お金が返ってくるような……そうか!」

人によって必要とする保障が違うので、私の口からは「この保険が一番」とは言えません。
貯蓄が目的なら、保険ではなく金融商品の選択肢もあるので、「個人的にお金のことをアドバイスする」のは大変責任が重いことなのですよ。

「医療費のことなら、高額療養費とか傷病手当金とかの公的保険で、ある程度カバーできるし、先進医療や介護を保障するものとか、制度が変わって新しく出る保険があるから、そっちの方が得なこともある。「とりあえず必要な分だけかける」という考え方でいいと思うよ」
「わかりました」

彼女はうれしそうでした。

自分が喘息持ちということもあって、ずっと厚生労働省の動きを追っているんですが。
介護医療分野の制度改革のスピードが、とんでもなく速いので、必要に応じてこまめに保険を見直さないといけないと思っています。

やれやれ。
またおせっかいなことを言ってしまいましたかね。
posted by ゆか at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | お金のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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