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2017年05月19日

贈る紙

先日、お世話になった方のお祝いに出かけました。


出席者は70人近く。
宴たけなわの頃、主催者側から意外な提案がありました。

「この大出世をされた方に、みんなでお祝いのメッセージを色紙に書こう」
「入院している仲間のために、みんなでお見舞いのメッセージを色紙に書こう」

宴会の最中に色紙?
しかもこれだけ多人数で? 
何枚色紙がいるかしら?

「メッセージを集めて色紙に貼ります。1人2枚ずつ、この付箋に書いてください」

すぐに付箋が2枚ずつ配られました。
準備がいいですね。

色紙を回して書くには人数が多すぎし、時間がかかる。
この「色紙に付箋を貼る」というのは、書いた人のプライバシーを守る意味でも、とてもいいアイデア。

ただ、「唐突に酒席で色紙にメッセージを書く」のは、かなり怖い作業です。

「色紙」に書く……「手紙」や「メール」とは違って、他人の目にさらされてしまう。
文章によって「常識」や、自分と色紙を贈った相手との「日頃の付き合い方」、一緒に色紙を書いた人の「教養」みたいなものまで露骨に出てしまう。
しかも「お祝い」と「お見舞い」のメッセージを同時。

みなさん、悩みながらも真剣に付箋にペンを走らせています。
私は型通りの無難な言葉を書きました。
「型」とか「作法」は、こういう時のためにあるようなもの。

それにしても、久しぶりに色紙を書いたなあ。と思いながら、ネットを眺めていると……

ちゃんと「付箋と色紙」をワンセットで売っているところがありました。
色紙記入の回覧時間を大幅に短縮できる、かわいいデザインの「シール付色紙」。

載せていたのは、紙の文具を得意としている株式会社デザインフィル「ミドリ」の「色紙の書き方」特集サイト。

色紙に書く文例も豊富で、結婚、出産、還暦・喜寿・米寿のお祝い、お見舞いなど、スタンダードなものから、「上司へのお見舞い(長期入院)」「部活を引退する先輩へ」「退職される先生へ」「転校(留学)する友達へ」など、少し繊細な表現をしなければならない状況に贈るメッセージの文例もあって便利。

もちろん、大人数用の二つ折り、両開き、三つ折り色紙や、ギフト用の金色のシールのついた箱入りカラー色紙、手紙のように長文に「寄せ書き帳」も紹介してあって……商売上手。

いやあ、恐れ入りました。

それにしても、メールやSNS全盛期に、古風な「色紙に寄せ書き」、今もしっかり需要があるようですね。

posted by ゆか at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常コラム | 更新情報をチェックする
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