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2017年08月25日

認知症とお金

最近、物忘れがひどくなったような気がする……


……もしかして認知症じゃないのかな。

厚生労働省の『認知症高齢者の日常生活自立度』PDFによると、認知症は5つのランクに分かれます。

『T 何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している。』
『U 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。』
『V 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする。』
『W 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする。』
『M 著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする。』

Tの「何らかの認知症を有するが」……なんだか曖昧な定義で、ちょっと心配になってきました。

『わが国の認知症高齢者の数は、2012(平成 24)年で 462 万人と推計されており、2025(平成 37)年には約 700 万人、65 歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれています。今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。』

『厚生労働省』サイトを読んで、一層心配になってきたところ、幸いにも、厚生労働省の新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略〜認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて〜 平成27年策定)の施策のひとつ「認知症サポーター養成講座」を受ける機会に恵まれました。

サポーターは認知症について正しく理解し、認知症になった人の家族の気持ちを理解するように努める。
街や交通機関などで、認知症と思しき人をできる範囲でサポートする。
そういった身近で簡単なことをするだけで十分だそうです。

「認知症は誰にでも起こりうる脳の病気ですが、その人の個性としてとらえてください」

指導者の言葉が印象に残りました。

修了証代わりのオレンジのブレスレットをもらって、私もこれで認知症サポーター? 
大丈夫かな?

義母の在宅介護は3年、その後脳出血で倒れて2年、病院での介護が続きました。
一緒に暮らしていて、しんどいこともありましたが、もう少し認知症に理解があれば、義母も私も楽に過ごせたと思います。

年々深刻になる認知症とお金の問題。

『みずほ情報総研レポートVol.13 2017 認知症の人への金銭管理の支援実態と課題』には楽天リサーチの調査モニターに対してアンケートを実施した結果が書かれています。

認知症が金銭管理に与える影響の1位「ATMの操作・利用が難しくなった」(48.5%)、2位「お金の計算が難しくなった」(46.1%)、3位「窓口での説明の理解が難しくなった」(42.5%)、4位「介護施設に入所 ・入居した」(32.1%)、5位「お金を失くしてしまう(隠してしまう)など生活に支障がでてきた」(27.4%)。

ここで認知症の特徴「忘れる」「疑い深くなる」「散財する」などが出てくれば、もっと大変なことになります。

FPの世界でも、認知症の問題はクローズアップされはじめて、会報の『FPジャーナル』8月号では『高齢者の資産管理 その課題と対策』特集が組まれています。

高齢者の資産管理制度は「遺言」が有名ですが、これは本人が死なないと効力を発揮しないところが弱点。
認知症になった時に備える「成年後見制度(認知症や知的障害などで判断能力の不十分な人に代わって、弁護士や司法書士などの後見人が財産管理や介護サービスを選定する)」や、家族や親族が財産を管理する「民事信託」が紹介されています。

これから増える認知症の人々、そして私たちが、どうおりあっていくと幸福にすごせるのか。
未知の領域への取り組みは始まったばかりです。
ラベル:老後資金 年金
posted by ゆか at 23:50| Comment(0) | お金のこと | 更新情報をチェックする
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