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2017年11月03日

『ここが知りたい!デジタル遺品』

来月、義母の3回忌を迎える。

しかし、まだ遺品整理が終わっていない。
義母は脳出血で突然倒れて、そのまま病院で亡くなったため、今も「家族さえ知らなかった事実」が出てきて驚くことがある。

こんなトラブルを避ける一番簡単な方法は「遺言」なのだが。
スマートフォンの普及で、扱いにくいネットのデジタルデータは増えるばかり。
総務省の統計によると、60代の4人に3人、70代の過半数がネットを使いこなしているため「親の管理していたデジタルデータをどう処分するか」も社会問題化しはじめた。

さて、この本では、一般社団法人デジタル遺品研究会ルクシーの理事が、デジタル遺品(資産)を持つ人と、その家族(遺族)に「デジタル遺品を開く・託す・隠す」方法をアドバイスしている。
「デジタル遺品」はスマートフォン、タブレット、パソコン、ハードディスク、USBメモリなどの情報端末。SNSを含むネット上のオンラインサービス、金融サービス、通信契約など多彩で、しかもどんどん増えていく。

この本は4つの章で構成されているが、本人と家族が読む箇所が違う。
「第1章 デジタル遺品について、まず知っておきたいこと」と「第4章 これからのデジタル遺品」は本人と家族の両方が読まなければならない。
「第2章 遺族としてデジタル遺品と向き合う」は家族向け、「第3章 自分の資産を託す・隠す・整理する」が本人向けだ。

一般的な遺品と違って、デジタル遺品は中身を知ることが難しい。
「ソフトの頻繁な変更」「情報端末の劣化」「サポート・メンテナンスサービスの停止」「パスワード・IDの忘却」など独特な問題がある。

対応策は「紙に書いて残す」。
紙はデジタルデータより劣化しにくいので、付録の「デジタル遺品・資産整理シート」をコピーして、後で書き込もう。
特にネットで銀行・証券・FX・株・仮想通貨の取引をしている人は、家族のためにも読んでおくべき本だと思う。

『ここが知りたい!デジタル遺品』 古田雄介 著 技術評論社
posted by ゆか at 04:42| Comment(0) | 本読みコラム | 更新情報をチェックする
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