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2018年04月27日

『小学生でもわかるプログラミングの世界』

2020年度(平成32年度)、小学校学のプログラミング教育必修化……どんな授業だろう? 


小学校で絵本ワークショップを開いている私は不安に感じている。
まるで見当がつかないし、プログラミング教育を受けた子どもは、どんな絵を描き、物語を書くのだろうか。
非常に気になるところである。

この本の著者はプログラム開発の専門家。
大活字で漢字や単語にルビがふってある。
犬の「はかせ」と小学校3年生の「ななちゃん」のイラストが、Q&A方式でプログラミングの世界を紹介する。
子どもに興味を持たせるために工夫しているが……

『オブジェクト指向って何?』
『並列処理って何?』
こんな質問が出てきてギョッとする。
『関数型プログラミングと関数型言語について』の見出しを見ただけで血の気が引く。
これから授業でプログラミングを教える先生は気の毒に、もとい大変だ。

「コンピューターに置き換わりそうな職業」一覧表だとか、「プログラマーの年収」「図解など、知られざるプログラマーの世界を垣間見ることができるが、最大の謎は「作られたプログラムが無料で提供されているところだ。

この本によると、無料アプリは大きく分けて2種類。
広告つきのものと、オプションが有料になっているものだ。
そのほかに作者が認知度や知名度を上げるために無料アプリを配布することも多い。
結構ややこしい世界だ。


『つらいこともあると思いますが、「誰かの役に立っている」「自分のプログラムを待っている人がいる」、そして「プログラム作りは楽しいことだ」ということを思い出して、プログラムを作っていってください』コラムの中で、著者はそうインタビューに答えている。
一通り読んだだけで、私のような軟弱者は「プログラマーになるのは、ちょっと」と思ってしまった。

タイトルは『小学生でもわかる』だが、プログラマーのキャリアデザインについて、かなり詳しく書かれているので、子どもよりも大人が読んだ方がいい本ではないか。


『小学生でもわかるプログラミングの世界』 林晃 著 C&R研究所
posted by ゆか at 23:59| Comment(0) | 本読みコラム | 更新情報をチェックする
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