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2018年07月20日

ココフセンとオリジナリティー

付箋には大きく分けて2通りの使い方があります。

1つ目が「インデックス・備忘録型」、つまり、「自分のために使う付箋」。
2つ目が「コミュニケーションツール型」、ミーティングでホワイトボードに貼ったり、メッセージ代わりに使う「他人と情報共有するための付箋」。

私は伝統的な備忘録型の付箋ユーザーで、「もう少し、うまく付箋を使いこなせないのかなあ」と、いつも考えているのですが。
フィルム付箋で有名な『カンミ堂』で、意外な記事を見つけました。

『第8回 テーマ:オリジナルココフセンをつくろう♪ 』
「ふせんミーティング」と呼ばれているカンミ堂のワークショップです。

ココフセンってフィルム付箋じゃなかったっけ?
「プラスチックフィルムの付箋を一般人が作れるかねえ」と思いつつ記事を読んでみると……

2018年5月26日に開催された「ふせんミーティング」は、参加者が持参したお気に入りの紙と、55種類の「ココフセン」を組み合わせて、オリジナルの付箋を作るという、楽しそうな企画。
オリジナルなのは付箋本体じゃなくて、付箋ケースの方です。

「なんや、紙で付箋入れるケース作るだけやんか。何がオリジナルやねん」というご意見もあろうかと思いますが、55種類の付箋と自分が好きな紙で作ったケースは、無限の組み合わせパターンがあり、作った本人にとっては「世界で1つだけの付箋」なのです。

手作りの紙製付箋ケースを、より商品らしく見せるために、「ふせんミーティング」限定の台紙、「ココフセン」のマークや「カンミ堂」のメーカーロゴのスタンプを用意する。
カンミ堂の細やかな心遣い。

……いいなあ。参加してみたかった。
記事の最後の方に、これを企画したスタッフは、こう書いています。

『『ココフセン』をつくる体験が参加者さまにとって楽しいイベントになるのだろうか…など、開催前不安に思っていた部分もありましたが、参加者さまの真剣に紙とふせんの組み合わせを選ぶ姿や完成品を嬉しそうに眺めたり撮影する様子をみて、企画を始めたときの目標を達成できたのではないかと思っています。』

……わかりますね。その気持ち。
私も先日の豊中市立豊島北小学校のミニ絵本ワークショップの最後に「またやりたいと思う人は手をあげて」と言ったら、参加した子どもが、全員手をあげてくれたので、思わず泣きそうになりました。

これをはじめた時、「本の読み聞かせならわかるが、絵本を作るなんて聞いたことがない」「絵本を作って何になるのか」「子ども相手に、わざわざ印刷した台紙を使わなくても、100均の紙と色鉛筆で十分」と言った声もあり、不安になることも多かったのです。

「将来、本を書けたり絵を描けたりする、オリジナルなコンテンツを作れる人間は減る。独創的な表現力を持った大人を増やすためには、子どものうちに、自由に絵を描いたり物語を書いたりする体験が必要」

「ほくせつそうしょ」のミニ絵本ワークショップの趣旨を理解してくださった豊中市と、豊中市の小学校の支えがあって、その活動は、しだいに広がりはじめています。

当初、100色足らずだった色鉛筆は400色に増え、学校関係者の意見を取り入れて、子どもにとって魅力的なものになっていくミニ絵本ワークショップ。
ユーザーのダイレクトな反応をみながら、新たな工夫をしていくことは、作り手の醍醐味でもあります。

カンミ堂のメーカーとユーザーを直接つなぐ文具ワークショップ。
これからも続けていってほしいですね。
ラベル:付箋 手帳 ふせん
posted by ゆか at 16:48| Comment(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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