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2019年02月15日

『コンビニ外国人』

コンビニで働く外国人は増えた……



うーん。コンビニで目につくのは働く高齢者なのだが。

勤労世代は今後25年で1000万人以上減る見込みなので、高齢者や女性の積極的な就労が求められているが、さらに4月から外国人労働者の受け入れが拡大される。

昨年、唐突にニュースで外国人留学生や技能実習生の過酷な労働条件が話題になったかと思うと、年末、あっという間に「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」が成立した。

『不足する人材の確保を図るべき産業上の分野に属する相当程度の知識又は経験を要する技能を要する業務』に従事する「特定技能1号」と『同分野に属する熟練した技能を要する業務』に従事する「特定技能2号」の2種類の外国人在留資格が創設されたが。

対象となる業種は……介護・ビルクリーニング・素形材産業・産業機械製造・電気電子情報関連産業・建設・造船船用工業・自動車整備・航空・宿泊・農業・飲食料品製造・外食と多岐にわたっていて、14業種に該当しない産業を探すのが難しいのではないかと思う。

さて、この本は日本で働く外国人留学生と技能実習生の姿を丹念に取材したもの。
「日本で働く外国人」でも留学生や実習生と「永住者では、かなりイメージが違うのだが、「日本で働きたい」と、懸命に日本語を学び、条件のよくない仕事でも必死にがんばる外国人の姿は印象に残る。

ただし、政府の言うとおりに5年で34万人の外国人を受け入れると……
外国人を雇う企業だけでなく、医療・社会保険・税・教育・公務員など、「人と関わる職業」の人には相当大変な負担がかかり、社会制度そのものが激変する可能性もある。

この先の社会の変化はわからないが、『労働力を呼んだら、来たのは人間であった……(ドイツ移民問題を取り上げた映画『おじいちゃんの里帰り』のセリフ)』が、すべての問題を一言で表しているように感じた。

『コンビニ外国人』芹澤健介著 新潮新書
ラベル:外国人
posted by ゆか at 18:42| Comment(0) | 本読みコラム | 更新情報をチェックする
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